牧之原市波津  新築 天然木(木のひらや)基礎工事

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基礎の掘り方が開始されました。最近ではベタ基礎といって建物の面積全てコンクリートを打つ工法が多いのですが、当社は布基礎で行います。夢ハウスで建てるほとんどの住宅が布基礎で、新潟地震、新潟中越地震でもほとんど被害はありませんでした。施工の手間はかかりますが、コンクリートの使う量が少なくて住みます。それと新潟の二度の地震でも1棟だけ倒壊せずに、NHKクローズアップ現代の番組でも3回取り上げられました。本物の地震での実証済みです。
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また、基礎の作りでもひと工夫されています。基礎鉄筋の約1.2m間隔で160πの塩ビパイプが固定してありますが、床下の風通しを良くしてシロアリの住めない環境づくりをしています。気温20度以上、湿度70%以上がシロアリの住める環境です。そうならないように床下は常に風が流れる環境を造ります。日本の気候は高温、多湿なので風土に合った基礎造りになります。 基礎の配筋を切らずに配筋と配筋の間に取り付け、周りを鉄筋で補強しますので、開口が多くても円形状なので、基礎の耐力は落ちません! 施工完了後、ステンレス網付きキャップを取り付けます。
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ベースコンクリート打ちが終了すると、翌日から型枠(鉄板枠)を組んでコンクリートを入れていきます。基礎巾は120cmとなります。 写真のようにポンプ車を使ってコンクリートを入れていきます。コンクリートミキサー車+ポンプ車の組み合わせです。写真にはありませんが、ミキサー車のコンクリートをポンプ車の受け皿に入れて、ポンプ車の長いホースで運転手さんがホースを背負って、基礎型枠に入れて生きます。 建物一周します。
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コンクリートを注入した後に、バイブレーターの棒をコンクリートの中に入れて空気を抜いていきます。これをしっかりやっておかないと、型枠をはずしたときに基礎のところどころに気泡が入ってしまい強度のある基礎が造れません。また見た目も悪くなります。 左側に見える長いボルトがホールドアンカーになります。基礎天場から埋め込みは360cm以上埋め込むことが義務付けられています。基本、建物の四隅に設けられることが多いです。