日記 

カビ防止には桐材がおすすめ
一ヶ月も経つと桐と新建材(ビニールクロス・カラーフロア)
の違いが明らかに出てきました。

一ヶ月も放置するればカビが生えてもおかしくありません。


実験環境は、水槽にそれぞれ素材(桐と新建材)を入れて部屋に見立てて、
上面の蓋周囲はぐるっと密封した状態です。

水槽内は空気の移動が無いので、桐そのものの調湿効果で湿気が減っていること、
さらに、湿気を感じると桐から放出されるタンニンの効果でカビ菌の抑制になっていることの結果です。


「桐材と新建材でのカビ発生の違いの実験」


実験開始後、一週間の様子。
3日目からカビが生え始め、一週間目にはふわっふわのカビが繫殖し始めました。
霧とビニールクロスのカビの繁殖の違い


霧とビニールクロスのカビの繁殖の違い
新建材(ビニールクロス&カラーフロア)

約一ヶ月後の様子



桐のほうは、そのままキレイな状態で残っています!
カビ防止には桐材がおすすめ
ビニールクロスとカラーフロアはカビやすい
新建材(ビニールクロス&カラーフロア)
霧とビニールクロスのカビの繁殖の違い
霧とビニールクロスのカビの繁殖の違い
桐がカビなかったのは、湿度調整効果で繁殖ラインを超えなかったこと、
さらに湿気を感じると放出されるタンニンという殺菌物質が、カビ菌を抑制したからです。






桐と新建材(ビニールクロス・カラーフロア)の違いがよく分かる実験!

一つは桐で4面を覆ったケース、もう一つは新建材で包まれたケース。

どちらもそれぞれの素材で仕上げた部屋だとして、、中に食パンを放置して様子をみました。

一週間経った結果は…
霧とビニールクロスのカビの繁殖の違い
右側の新建材のほうは、かなりカビていますが
桐のほうは全くカビでいません。
収納内部はすべて桐仕上げ

ニオイの気になる玄関収納にも!

カビは避けたい食器棚も!

入れっぱなしにしがちな和室の押入れも!

一度入れたら奥まではなかなか取り出さない廊下の収納も!

もちろん、それそれのクローゼット内部もすべて桐仕上げ。


大事な荷物も、カビ・ニオイ・虫から守ります。

カビの発生条件は温度25度以上・湿度70%以上です。
逆に言えば、そのラインを超えなければ、発生する心配はありません。

無垢材の中でも特に桐材は湿度調整に優れ、昔から貴重品を入れるものに使われてきました。
へその緒、着物、器や調度品なども桐の箱に仕舞います。


桐の収納