スタッフの現場日記

「適材適所で個性を発揮」

木は、種類によって性質が違います。それぞれの持ち味を活かして
使い分けると、長持ちするだけでなく住空間を快適に保ってくれるのです。

【住まいに使う主な木】
《杉》古くから日本人に身近な素材。加工しやすいやわらかな木肌と
素直な木目、曲げに対する強さを持つ。
(柱・梁、床・壁・天井、建具材など)

《ヒバ》殺菌作用のあるヒノキチオールの含有率が高く、
シロアリや腐朽菌に強く、耐水性、強度も高い。
(土台・柱、軒廻り、浴室・濡縁、ベランダなど)

《赤松》少し赤身のある木肌が美しい。堅くて強度もあり、
最近ではフローリング材として商品化されている。
(梁、床・天井など)

《ケヤキ》木目が美しく、堅くて強度もある。耐水性・耐久性に富み、
「広葉樹の王様」とも呼ばれている。
(大黒柱、上がり框(かまち)、床の間などの化粧用造作材)

《桐》断熱効果、調湿作用が高く、虫が付きにくい。軽い、やわらかい、
燃えにくいといった特性をもっている。
(収納・押入れ、床・壁・天井など)

木にもそれぞれ個性があるので木の特性を活かして使えば
世界最古の法隆寺のように長持ちします。

今日は、ベビーマッサージがありました

とても賑やかな様子で開催され男の子が木育広場で遊びたくて

お母さんが悪戦苦闘マッサージだけではなく

全身運動と発声練習にもなりました


ベビーマッサージのあとはみんなで美味しいお茶菓子を食べて

ほっこりしている様子がみられました
「それぞれの個性を生かして」

人にも個性があるように木にもいろいろな特性があります。

また、1本の木でも部分によって性質は違ってきます。これらを見極め、

それぞれを適した場所に使い分けることを「木遣い」といいます。

【1本のきでも・・・】

木材には表と裏があり、樹皮に近い側を「木表」、芯に近い側を「木裏」

といいます。樹皮に近い木表側ほど乾燥が早く先に縮むので

反りが生じます。反り上がった木裏を表にするとトゲが刺さりやすく

なるため人に触れる側は木表にするのが常識です。

●芯材(赤身)

木の年輪の中心を樹芯といいます。その回りの

赤っぽい色をした部分を「芯材」または「赤身」といいます。

堅くて腐りにくく、虫に強いことから、主に構造材として使います。

●辺材(白太)

芯材の外側の白っぽい部分を「辺材」または「白太」といいます。

比較的節が少なく、木肌もやわらかいので加工しやすく、

主に内装材や下地材などに使います。

「“新築病ともいわれるシックハウス”」

念願のマイホーム。やっと建てたのに家族の健康を害するなんて!?

「さぁ、新しい家で、新しい生活を始めよう」。と意気ようようと家族未来を

描いても、なぜかみんな元気がない。ママは頭痛、子どもはアレルギー、

おじいちゃんは神経痛を発病・・・病気だらけの家になってしまいました。

しかし、同じ新築なのにお隣さんは元気そのもの。

毎日を明るく過ごしています。いったい、どうしてなのでしょう?

ふたつの家族の差は、実は新建材と無垢材の違いにあったのです。

まず、子どもやお年寄りがダメージを受けます。長時間家にいる主婦も要注意。

シックハウスの主な原因は、新建材に含まれる化学物質の

“ホルムアルデヒド”です。集成材や、壁紙。・フローリングを貼るための

接着剤などに多く含まれています。

●主なシックハウス症候群
子どものぜんそくやアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、頭痛やめまい、
神経痛、吐き気、手足のしびれ、目のいたみなど・・・。



優れた調湿作用と低い熱伝導率で一年中快適です。

木は湿度が高くなると水分を吸収し、乾燥すると内部の水分を

水蒸気として拡散します。また、周囲の温度に影響されにくいため、

暑い夏もサラリとべたつかず、寒い冬もほんのりとした暖かさを保ちます。

木の家は一年中快適です。

朝、木育広場の床を水拭きで雑巾がけをしている時も床がべたつかず、

すぐにサラサラとするので調湿作用があるんだなぁ~と、毎朝実感してます。