現場ブログ

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丁張り(囲い)が終了すると、土の掘削が始まります。丁張の板に印をつけて糸を張り基礎の基準を出していきます。深く掘ってあるところが基礎ベースとなります。 木造の基礎には大きく分けて布基礎とベタ基礎があります。この辺の地域はベタ基礎が多く使われていますがこの現場の基礎は布基礎を使用します。 新潟の夢ハウスでは布基礎を使用していますが、中越地震、中越沖地震で廻りの建物が全て倒壊したにもかかわらず一棟だけ倒壊を免れた実績があります。それにならって布基礎で行います。
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ベース筋に立ち上げの配筋をして160πの換気窓を取り付けて行きます。ベース筋の下にはスペーサーと言う6センチの固形のかいものを敷いてその上にのせ、ベースコンクリートの中間に鉄筋が位置するように設置します。
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第三者機構で配筋検査を行います。配筋のピッチや鉄筋の重なり具合などを確認します。
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検査が終了すれば立ち上げのコンクリートの型枠を施工していきます。
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新築「木のひらや」この地域で2棟目が始まりました。 最初の「木のひらや」は2世帯でしたので60坪の大きさがありましたが、今回は4.5間×4.5間の大きさ+サンルームデッキで23坪になります。2人暮らし&子育て住まいには丁度良い大きさになります。耐震性、耐久性、省エネ、健康、癒しの空間、この五つが全て整った高性能な住まいになります。LDKの天井は吹き抜けの登り張り天井で開放的な空間になっています。 現代の新築の70%以上は有害物質を放出する(集成材)を使用しています。集成材はシロアリの大好きな新建材でもあります。それに比べて「木のひらや」は全て本物の無垢材を使用しています。無垢材は乾燥が命です。きっちり乾燥した無垢材は、集成材よりも強度があり耐久性もあるとを実験で証明されています。床には樹齢300年の赤松無垢フローリング(30mm厚)を敷き詰め、いつまでも木の香りのする森で暮らす感覚で毎日を楽しむことのできる住まいです。
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新築するには地盤調査が必要です。 調査方法はスクリューウエイト貫入方法で先のとがったドリルのような物を地面に打ち付けて回転数と貫入量との関係で求められる数値で測定していきます。 測定結果は地盤改良の必要はありませんでしたのでそのまま基礎工事に入ることができます。以前は鉄骨のショールームがありましたが昨年暮れに解体し、今年に入って隣地境界にウッドフェンスを建て建てました。 この辺の地盤は良いようです。
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地鎮祭です。四方に杭を打って竹を取り付け縄をまわして行われました。
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丁張り工事です。基礎工事をする為の準備です。大工さんと左官さんが協力して行います。建物の位置、基準となる地面の高さ、基礎の高さなどを決めるために基準となる糸を張るため、その外側に杭を打って糸を張って場所と高さを決める工事です。