現場ブログ
2024.11.21

掘り方が終了すると配筋工事に入ります。一般的に多いのがベタ基礎工法ですが、当社の基礎は新潟夢ハウスに習って布基礎工法を使用しています。実際に2度の続けてきた新潟中越地震と中越沖地震で一棟も倒壊していないと言う実績がありそれに習って同じ工法で基礎を造っています。ベタ基礎の方が鉄筋を多く使い、コンクリートも厚く前面にコンクリートを打つので強く感じますがそうばかりではないようです。先日の東京研修で構造計算から導き出す計算でも布基礎の方がバランスに対応できる布基礎の方が強いと言う説もあります。鉄筋の量、コンクリートの量が多ければ多い程、丈夫のような気がしますがそうばかりではないようです。実際に夢ハウスの建物が実証しています。

配筋検査が終了すると今度はベースのコンクリート打ちです。真ん中に垂れている像の鼻のようなポンプ車でコンクリートを打っていきます。コンクリートミキサー車の来るのを準備して待っている所です。ミキサー車が来たらこのポンプ車にコンクリートを入れて像の鼻の先からコンクリートを必要な分だけ打っていきます。ポンプ車は建物の中央部に設置して鼻先が建物の隅々まで届く位置に固定します。ベースコンクリートは盛り上がっている土の高さまで約15cmの厚みで打ち込みます。
2024.11.10

牧之原台地はとても地盤がいいですね。ユンボで基礎掘りをしていると掘っているユンボが浮き上がってしまうくらいの岩盤です。昔は茶畑という事もあって酸性土壌であるのでなかなかほかの作物もできません。唯一この土壌で対応できる植物が酸性土に強いオリーブのようです。
オリーブオイルは人間の体にも良く、知り合いのオリーブおばさんは何十年も前から料理にも化粧にも使っています。オリーブもスペインから直接仕入れていて一切添加物が入っていません。使用してから80歳過ぎまで病気にかかったこともなく入院したことも一度もないようです。喫茶店を営んでいましたがお店で出す料理もサラダ油でなく、全てオリーブオイルで調理してお店で使用していましたので美味しかったです。化粧品としても使用していたことも聞いてビックリです。

オリーブとの出会いは親戚のいとこがトルコで結婚式を挙げた時、料理に使っていたオリーブオイルに感動してからだそうです。喫茶店を経営していたころはスペインからコンテナで買っていました。コンテナで購入することで単価はだいぶ抑えられて良い物を安く購入することができました。弊社のショールームにも加熱用とドレッシング用の2種類を置いていました。ここで購入するオリーブオイルはスペインから直輸入なので全く添加物が有りません。酸性土壌育つ植物は珍しいです。
建物を建築するにはとても良い地盤です。
2024.11.6

牧之原市地頭方 コンパクトで高性能な 新築「木のひらや」一人暮らし「断熱・遮熱工事」に入っていきます。最初に屋根の断熱・遮熱工事です。屋根瓦は夏は70℃以上になりますので遮熱対策は重要です。銀色のシートが太陽の放射熱を96%カットするレフミラーです。屋根裏はもちろんのこと室内の温度を低く保つことができます。日中平均で5℃以上の熱を遮ることができるので真夏でもクーラーがいりません。福岡大学 須貝高教授に夢ハウスの住宅性能を検証していただきました。省エネ住宅になります。

屋根裏も熱伝導率なんと!0.022w/m・k以下の押出法ポリスチレンフォームNO.1の断熱材を使用しています。また発砲プラスチック断熱材でNO.1の防水性能(吸水量0.01g/100cm2以下なので、吸水による断熱性能の低下は心配ありません。逆に一般的(約50%)には、まだグラスウールを使っている業者もありますが、高温多湿な日本の風土には適しません。一度湿気や水を含むともとに戻らないのでので壁内に空気層(隙間)ができて断熱効果は年数が経てばたつほど落ちて行きます。家を建てた時は温かかったけど数年たって何か寒いよね!と言うのはグラスウール断熱材が湿気を吸って収縮してしまうからです。

トラックで運ばれてきた断熱材ミラネクストΛです。コンパクト高性能住宅でも、丁度、この二倍の断熱材を使用しました。年々、暑くなっている地球環境ですが、家づくりに断熱、遮熱対策をすることで省エネに繋がり、地球環境にも貢献できる住まいと言えます。また内装は天然無垢材で仕上げますので、コンパクトでも省エネ・健康住宅となります。お施主様は一人暮らしの使い勝手の良い動線を考えて快適な暮らしができるといいですね!
2024.11.6

牧之原市東萩間に商業施設が来るという事で分譲されたところに移転となりました。地盤調査で良好な土地であると診断され、今日から丁張、遣り方と言って基礎工事に必要な準備をしていきます。雨つずきで予定より遅れましたが今日は気持ちの良い秋晴れの青空の下で作業ができました。牧之原インターもすぐ近くで菊川、掛川、吉田、榛原、相良、御前崎、浜岡に行くにも十数分で行けるとても便利な場所である。今、心配されている地震の津波に関しては心配することはないとても良い場所と言えます。

地面が固すぎて杭を打つのも一苦労です。削岩機で先に仮の穴を開けてから杭を打って行かないと地面に入っていきません。反対に杭を打ってしまうと簡単には動きませんので墨出しは正確に出すことができます。横桟に打ち付けてあるのが貫材と言って昔の木造の建物には柱と柱のつなぎに良く使っていました。和室の真壁の塗り壁の下地に柱に穴を開けて貫を通して繋がりを持たせて地震に建物が倒れないようにする為に良く使われていました。後は、床下や屋根裏の束と束に打って躯体を強くする為に良く使われる材料です。この抜き板に基礎の位置を墨をして、東西南北に糸を張って、基礎の位置を決め重機を使って必要な深さを掘っていきます。