牧之原市波津 新築 天然木「木のひらや」60坪 建て方 2日目

上棟二日目です。
一日目にLDKの大黒柱が建ち、南北に梁が接続されました。大黒柱に梁を差し込む形なので、一度大黒柱を少し浮かせて、両サイドの梁も柱側を浮かせて、柱と同時に沈め、土台の穴に入れていきます。一度入ってしまうと抜くことはできません!伝統工法の納め方になります。釘やビスは使いません。

棟木の取り付けです。登り梁を受けるため、高さH330mmの梁を二重に重ねます。登り梁の先端が棟木に接続する部分が斜めに接続するのでH450mmくらいになるので、それを受ける棟木はH330mm×2本でH660の面で受けるようになっています。

登り梁を東面から西面に向かって1本ずつはめ込んでくると、登り梁の23畳LDKの大空間がイメージできてきます。登り梁の上に横に910mm感覚で横に並んでいるのが母屋です。

二日目も天気が良く快晴で上棟日よりです。2Fも同じように先に柱を建てて、その間にパネルをはめ込んでいきます。壁倍率3.3倍の国土交通大臣認定の夢パネルです。LDKの吹き抜け部分も同じようにパネルで造っていきます。
SDパネルで施工することで地震に強い大空間と、窓を大きくとることが可能になります。

SDパネルは室内側にフラット面にし、凹んだ方を外壁側に出します。外側から高質ウレタンの断熱材を吹き付けます。外壁側に風が通るようにすることで、湿気対策となります。
こうして下から見上げるとパズルみたいで綺麗です。