御前崎市宮内 食堂・キッチン シロアリ被害改修工事 基礎+大引き+根太工事

IMG_49161
キッチンの腐食した給水管を取り換え、湿気の上がってこないように防水シートを敷き、束石コンクリートを3尺間隔で設置していきます。今まではブロックを半分にした束石でしたが、きっちりコンクリートで作っていくとシッカリした束石となります。
IMG_4915
写真奥の引き違いガラス戸右側の柱がシロアリ被害になっていました。床下にシロアリの上がった蟻道があり、建具上部の太い差し鴨井にもシロアリ被害です。天井まで上がっているのでイエシロアリです。差し鴨井が太くて重いので下にさがって建具が動きません。無理に動かしてみると建具までシロアリ被害になっていました。
IMG_4917
写真の真ん中に設置したのが大引きと言います。床を支える構造部材です。一般的には米松材ですが、世の中の事情もあって、今回ヒノキ材を使用しました。桧は土台にも使われています。
IMG_49181
ここの大引き材はキッチンを支える構造部材でもあります。両サイドの壁下に根太掛けと言ってフローリング下の根太を支える木材を、大引きの高さに合わせて施工していきます。
IMG_4923
写真はキッチンとつながる食堂の床下の構造です。30cm間隔で根太を打って施工していきます。この状態でシロアリ防蟻処理を行ってもらいます。床下に入らなくても楽に施工できます。防除処理が終了したら断熱材を30cmの隙間に嵌め込んで行きます。