牧之原市波津 新築「木のひらや」和室+ロフト子供室 明り取り窓造作工事

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天井を施工する前に壁下地を施工します。一般住宅で貼られているプラスターボードとは違って。ハイクリーンボードと言います。通常のプラスターボードの色はクリーム色をしていますが、ピンク色です。もちろん通常のボードに比べれば値段は高くなりますが、有害物質(ホルムアルデヒドなど)を分解してしまう商品です。室内に仕上げるクロスもオリジナルの珪藻土クロスです。そして中に使っている扉や枠も柱は建材でなく、全て無垢材を使っているので有害物質は商品から出ませんが、健康に配慮した下地材を使用しています。一般に使われている建具やフローリングはフォースター商品で合っても微量に有害物質が出ているのは事実です。  良く新築に引っ越したら子供がアトピー、喘息になったというのはそれが原因です。
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和室からホールを通って向こう側に23畳の吹き抜けのLDKの様子が見えます。この1間のスペースに万本格子付き板赤松引き違い扉が入ります。上の部分は垂れ壁の下地です。
奥右側に見える柱が杉の大黒柱6.5mです。吹き抜け登り梁までとどいています。柱の太さは床部分で直径38cmもあります。抱きついてぐるぐる回れます。
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2F北側のロフト子供室入り口の右側壁に明り取り窓を設けました。クリエイションパネルと言って、本物の天然の植物の素材を樹脂版で挟み込んだ表情豊かで、クリアーな素材感を持ったパネル状のインテリア装飾材です。
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使う場所によって商品の価値は上がります。 室内側は屋根勾配の天井がそのまま出ていますので、部屋の入り口(南側)の天井高さは3.5mほどあって、入り口の向こう側(北側)の天井高さは1.5mほどです。LDKと同じあらわしの登り張りの天井になります。同じように赤松の付き板無垢が施工してあります。写真には写っていません。写真の向こう側に見えるのが吹き抜けのLDKの様子です。子供部屋を出ると手摺越しに吹き抜けLDKが上から眺めることができます。廊下の手摺のデザインにも同じパネルを使用するのでバランスもよくなります。 壁に施工したクリエイションパネルからLDKの採光を子供部屋にも取り入れます。