牧之原市波津 新築 天然木「木のひらや+増築」 布基礎工事

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基礎工事中に「木のひらや」看板を設置しました。W3600×H2400の看板です。タイトルは、「おどろきの大空間の実現!天然木自然素材の家」設置してみると水色部分が結構目立ちます。天然木イメージに水色?あうかな~と思いましたが看板と考えると水色は面白い!
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最近ではベタ基礎工法が多いのですが、布基礎工法です。砕石を入れる前に防水シートを敷いていきます。その上に砕石を敷いて転圧していきます。防水シートを敷かないとコンクリートだけでは床下に湿気が上がってきます。コンクリートが湿気を止めるのでなく、このシートが湿気を防ぎます。 新潟中越地震、新潟中越沖地震と2回の地震にも耐えた基礎工法です。その地域で一棟だけ倒壊せずに残ったのがこの基礎工法で建てた「郷の家」ですが本当の地震で実証済みです。NHKクローズアップ現代でも3回取り上げられました。もしこの家も周りと同じように倒壊していれば、この地域は全壊ということでこの街は無くなっていました。ところが、この家のご主人ががんばってこの家から通勤して自分の家は大丈夫とアピールしてこの街が残ったようです。 コンクリートをたくさん使うベタ基礎ばかりが丈夫とは限りません。基礎ばかりでなく「郷の家」の構造が良かったからです。壁倍率3.3倍、床構造3.7倍、地震にあう前から安心、安全な住い造りを考えて実行していたことにビックリです。備えあれば憂い無し。家造りは見えない所が大切です。
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砕石を敷いたら転圧していきます。写真ではわかりませんが基礎に墨を打ってそこまで砕石を敷き詰めていきます。
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翌日、コンクリートを打っていきます。 コンクリートミキサー車とポンプ車が並んで、ミキサー車からポンプ車にコンクリートを入れてポンプ車のホースを伸ばして遠くまでコンクリートを打つことができます。(その様子が一番最初の写真の左側に上の部分だけが見えています)ポンプ車の運転手さんが降りてきて肩にかついで支持された場所から順番良く均等に入れていきます。左官さんがコテで平に仕上げていきます。 天気が良いので明日はコンクリート上にのることができるでしょう。