御前崎市宮内 水廻りに多いシロアリ被害改修工事。

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この時期多いシロアリの被害でお問い合わせがありました。キッチン、ダイニングの床が所々ブカブカしています。築50年以上の古民家です。30年ほど前に水廻りを改修した部分の床下にシロアリ被害がありました。
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昔、流行った床材です。クッションフロアーというビニール系の内装材が世の中に出てくる前に台所、水廻りには良く施工した建材です。表面は奇麗なデザインシートをかぶせてありますが、中身はべニアです。べニアですので強力なボンドで貼り付けた商品ですので、25年ほど経つと接着力が低下し、剥がれ、ブカブカしてくることもあります。
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北面から順番良く、床材、根太、大引きと撤去していきます。床と地面の狭いので、地面の湿気が上がってきます。
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今の新築と違って床下が30cmほどしかありません。それでもシロアリ業者さんは床下に入って、蜘蛛の巣を頭に付けてシロアリ被害を見つけてきます。シロアリももって出てきました。
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写真はシロアリ被害になった束です。床を支える大引き材を支える柱ですが、ボソボソになってしまえば床は落ちてしまいます。部材は松ですので白蟻の好きな材料でもあります。こんなに地面と近いとシロアリ被害になる可能性も高くなります。 全て既存床を取り払って、新しい材料に変えて、シロアリ防除処理をしていきます。