菊川市下平川 古民家再生 築95年 高性能住宅に甦る!(解体)

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築85年古民家再生、解体工事が始まりました。昔の家は田の字と言って和室が4つあって四方建具だけでまじ切られていますが、古民家となると6の字と言うのか、もう二間奥に続いています。中央には大黒柱、その奥に一回り小さな大黒柱があります。夫婦大黒柱と言うようです。角部屋の間仕切り建具を撤去して中央に集めてみるととても広い空間になりました。
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広縁になる下屋は天井がとても低くて居室としては使い勝手の良くない空間です。今回のリノベーションは広縁部分を撤去して外として仕上げます。ですので軒先の長い空間となり、デッキを作って夏には子供やお孫さんを呼んでバーベキューをしたいと思っています。
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建具を撤去するととても広い空間です。手で触っているのがサシカモイと言って幅が33センチもあります。部屋の四方にぐるっと回っています。大事な構造部材です。古民家はこれがあることで建具の高さはW1780ほどの建具しか入りません。現代の建具の高さは2m以上ありますので背の高い人には少し不便かもしれません。 完成すると見違えるほどの喜びがあると思います。