御前崎市白羽 新築「木のひらや」4.5×4.5(子育て住まい&二人暮らし)屋根瓦工事

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雨が多い梅雨の季節なので建て方が終了しだい屋根にルーヒングを敷きました。壁にも断熱パネルを濡らさない為にもブルーシートで養生しています。段取り通りに現場がスムーズに進んだことで建物を濡らさずにここまで来たことは職人さん達に感謝です。LDKの吹き抜けの「表しの登り張り天井」は赤松突板で仕上がっているので絶対に雨に濡らしてはいけません。大工さんも気を使ってくれました。
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屋根のアスファルトルーフィング工事が終了すると瓦を施工する下準備です。割付を行なっていきます。屋根の構造も何層にもなっています。軒天の先端には数多くの穴が空いています。そこから入った風は屋根裏を通って屋根の棟から外に出るようにできています。その内側にはレフミラー96と言って太陽の放射熱を96%カットするアルミ箔のシートが内蔵されています。そして、空気層を18mm以上取って、さらにレフミラーを入れてあります。そして空気層を設けて内側に高質ウレタンネオマホーム66mmを施工して、その内側にパネル、その内側に赤松突板が施工してあり、その内側が室内LDKの登り張り天井です。これだけの厚みのある遮熱・断熱構造になっているので屋根裏のロフトの天井の温度も1FLDKの床の温度が1度ほどの温度差しかありません。工事中、この蒸し暑い日でも、家の中に入るとヒンヤリすると担当者が言っていました。
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天気を観ながら一面ずつブルーシートを剥がして、防湿シートを施工していきます。屋根と同じ考え方の構造躯体になっています。外壁の内側に空気層を設けて縦胴縁を施工していきます。その内側も18mm以上の空気層を設けて、60mmの高質ウレタン「ネオマホーム」断熱材を取り付け、その内側はMDF耐震パネル、その内側が不燃のプラスターボード、その内側が珪藻土クロス、そして室内空間になります。天井はネオマホーム66mm、壁はネオマホーム60mm、床は30倍発砲のポリスチレンホームの75mmの断熱材が入って魔法瓶のようになって外側は、土台から入っ風は棟に抜けるようになって風通しの良い、木材達も呼吸できる環境になり、湿気や腐りや害虫を寄せ付けない、自然の知恵を上手く利用した本物の住まいです。 内部は全て天然木、自然素材で仕上げるので毎日が森の中で生活しているようです。と引き渡しをしたお客様から言われることが多いです。
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最近は「軽い、単価が安い!」という事でガルバの屋根が多いですが最近の状況で単価が上がるばかりです。防災平板瓦とそんなに単価が変わらなくなってきました。それと海に近いこともあって瓦をお客様に勧めました。施工してからもメンテがほとんどいりませんので長い目で見たら瓦の方が安くなります。金属屋根は10年~15年で塗装が必要となります。定期的に塗装しないと塗膜が取れて下地の白い金属が見えてきます。トタンの赤さびとは違いますが、施工時のカットした部分が錆を呼ぶ可能性があります。昔からある役物は耐久性はありますね。