牧之原市勝俣 瓦屋根改修工事(棟瓦改修一段積み)

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10番が大棟です。7,8が東面の下り棟になります。全ての棟がしっかり固定されていませんので蛇行しています。昔は棟の高さが高ければ高い程形が良く形が良いとされていました。また入母屋の屋根の形もかっこいいとされていましたが、
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何年か前の地震で高く積んである大棟が崩れて写真のような一段積みのような形になっています。こうすることで地震が来ても棟が崩れることは少なくなります。形はあまり良くありませんが、崩れ落ちた瓦が下に落ちてきてけがをすることはありません。安全性は高くなります。
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このお宅は交差点の近くですので信号待ちをしている車にでも落ちてきたら大変なことになります。 写真は西面(交差点側)の下り棟の様子です。5,6番の下り棟は止めてある線がゆるんできていて瓦一枚一枚に隙間ができていて、蛇行しています。もし、地震が来れば滑り落ちてくる可能性は高いと思います。
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実際にお施主様も何年か前の地震で玄関前に止めてあった自分の車のボンネットに瓦が落ちてきたことがあるようです。 大棟を全て取り除いて下地の固定金具を付けて復旧します。水廻りリフォームより先にこちらの改修が先になります。