牧之原市東萩間 夢ハウス「郷の家」新築工事(2世帯住宅)本物の無垢材上棟式(63坪) 1日目 

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上棟式はまず最初に1Fの部分の柱建てからです。集成材の柱、梁は一本も使用しません。全て3.5寸の無垢材となります。22畳のLDKには直径≒30cmの丸大黒柱が入ります。今、クレーンで吊っているのが丸柱大黒です。1Fで≒40坪ありますので柱の数も1Fだけで80本以上となります。
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東側が空いているので新潟、静岡浜松から搬入した材料を搬入して、正面玄関にクレーンを設置して、搬入された順番で積んでいくと上から建て方の順番になるように積まれています。63坪の材料となると結構ありますね。大工さんも「釣り上げても、釣り上げてもなかなか終わらない!」と言っていました。今の住宅は、平屋が多くなり、コンパクトになってきましたので、2世帯住宅ですと2棟分なのでそう感じると思います。梁材も集成材でなく全て無垢材となります。
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柱と柱にの間に挟んでいるのがSDパネルです。昔から使われている筋交いを1倍とすると、SDパネルは4倍の体力があります。バランスをソフトに入れて必要な部分に設置していきます。この建物も耐震等級3で倒壊しないレベルで設計されています。そのパネルの上から太い梁を嵌め込んで部屋と部屋の仕切りとなりその上に二階の床を施工していきます。梁の太さは部屋の間取りが広くなれば広くなるほど梁は太くなります。集成材の梁は「ラミナ」と言う小さい木を強力なノリ(レゾルシノール)で貼り合わせて太くして強度を増していきます。ところがこのノリが温度が上がると有害物質を放出するので子供たちの「アトピー・喘息」の原因に繋がっています。その為に政府は24時間換気を義務図けています。当社の建てる住宅は本物の無垢材を使用しているのでそんな心配はいりませんが法律で決められてしまっているので24時間換気を取り付けますが必要ありません。