牧之原市東萩間 夢ハウス「郷の家」新築工事(2世帯住宅)「土台据え」工事

基礎工事が終了すると次は上棟する為に土台を据えて行きます。基礎の天端に墨打ちをして、その墨を基準に土台を据えて行きます。当社では、千年ヒバを使用します。ヒバ材は材質がとても固く上部に乗っかる何トンもの重さに耐える事のできる本物の無垢材です。千年というくらいですので年輪の間隔がとても狭くて土台には最も適した材料と言えるでしょう。昔から土台には栗、ヒバ、桧といたものが昔から使われています。その中でも桧は少し柔らかい方になりますが。

床下の通気は9割以上が基礎パッキンを使用している建築屋さんが多い中、ユキトシでは基礎に丸い穴を開けた160πの換気口を設けています。 昔の床下換気(風窓)を1とすると基礎パッキンは1.2~1.5倍の換気があるのに対して当社の丸型はなんと4倍の通気が取れます。シロアリ防除処理は5年保証で、そのたびに20万~30万の費用がメンテナンスとしてかかります。それに対して当社の考え方は風通しを良くして、シロアリの住めない風通しの良い環境を造ることに専念しています。さらに土台部分は雨や湿気の影響を受けるヶ所となりますが、ヒバ材は濡れたり、湿気の多い環境なるとヒノキチオールと言う成分を出して虫の嫌う成分を出して害虫から自分の体を守ります。そう言った木の性質を生かした家づくり行っています。そんな材料が新潟より牧之原東萩間の現場に到着したところです。

63坪の家ですが、4名の職人で土台据えに入っていますのでスムーズに施工することができました。一般的な住まい造りは大引き材(90*90*)の上に30cm間隔でクロスする形で大引きの上に釘を打ちつけて施工していきますが、当社では(98*98)角材を455間隔で嵌め込んでいきますので、材料も全て(98*98)角材になります。釘打ちでなく實を造って嵌め込みになりますので釘で打つより頑強になります。日本の伝統工法と同じ工法になるので耐震性もグッとアップします。材料も一般的な建物の4倍の材料を使います。何トンもの重さを支えるので土台は上部にこしたことはありません。床下は風がビュンビュン通る仕組みですので開口になっている部分にポリスチレンホーム30倍発砲断熱材を嵌め込んで床下の冷たい風が室内に入ってこないような施工をしていきます。