牧之原市波津 新築 天然木「木のひらや+吹き抜けの大空間」 解体

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築80年の木造住宅です。 昨年の1月15日にショールームに相談に見えました。最初は当社のリセット住宅に関心がありました。既存の構造部材を再利用して、間取りの変更をし、天然木をふんだんに使って、新築同様に仕上げる工法です。家造り勉強会にもご両親と4人で参加され、リセット住宅の説明と当社の家造りの考え方を理解していただいたように思います。
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80年の間に3回の増築があり、基礎の無い石ころの部分や、低かったり、シロアリ被害になっているところも何箇所かありました。昔の家は天井も低く、黒い梁がH2100ぐらいの高さに出ていたりしている部屋もあります。増築、増築なので床の段差も所どころあります。
特に、お父様からは80年前に建てた和室の柿の木の床柱は気に入られていて再利用するように言われたので、解体工事に入る前に先に床柱を撤去して保管してあります。今度は仏間と押入れの境に取り付ける予定です。
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3回の増築を繰り返してきた建物なので、構造部材もその当時の材料もまちまちで、基礎も低いことや、屋根材のカラベストもだいぶ痛みが来ていました。 概算してみると新築に近い予算になることと、これからの息子さん家族の暮らしを考えると新築「木のひらや+増築」をご提案しました。実際に完成したばかりの新築「木のひらや」ショールームがありましたので、新潟伐採ツアーに参加して見学していただきました。パンフレットや写真とは違い、実際に体感していただいたことでホント喜んでいただきました。 振り返ると、プラン・予算などの打ち合わせに約1年の月日が経ちましたが、その分良いプランができたと思っています。
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解体する前に神主さんにお祓いをしていただきました。「80年間、ほんとお世話になりました。」お嫁に行ったお姉さんもこられて家族全員で感謝しました。 台所の床下に井戸があるよと伺っていましたがコンクリートの輪を積み重ねたしっかりした井戸です。それも神主さんに清めてもらい安心して埋める事になります。  新築「木のひらや」は、他メーカーさんでは真似できない「おどろきの大空間」の実現が可能になりました。全て天然木、自然素材で仕上げ、耐震性、耐久性、省エネ、健康、癒しの空間、プラス大空間、6つ揃った「木のひらや」。今から完成が楽しみです。