一日一笑ブログ


 家づくりでは間取りやデザインに目が向きがちですが、
 実は家の寿命を大きく左右するのは「見えない部分」である
 木材の乾燥状態です。

 弊社は夢ハウスのパートナーとして、同社が長年研究してきた木材乾燥を採用し、
 含水率15%以下の構造材、5-8%の内装材という高い基準を
 満たした無垢材を使用しています。

 

1.木材の「含水率」が家の強さと寿命を左右する


 木は伐採直後、内部に多くの水分を含んでいます。
 この水分が抜けていく過程で、木は必ず
 縮む・反る・ねじれるといった動きをします。

 ●弊社の乾燥基準
 ・構造材:含水率15%以下
 ・内装材:含水率5-8%(乾燥直後)
 十分に乾燥した木材は
 ・強度が安定する
 ・反り・狂い・割れが起きにくい
 ・カビやシロアリを寄せつけにくい
 ・長持ちする
 といった特徴があります◎

 同じ無垢材でも、乾燥の質で性能は大きく変わります。

2.2026年の住宅は「乾燥材が必須」になった理由


 2022年以降、住宅の断熱性能は大きく向上し、
 断熱等級5-7といった高性能住宅が一般的になりました。

 断熱性能が上がると、
 壁の中の温度差が大きくなり、内部結露が
 起きやすくなるという新しい課題が生まれています。

 乾燥が不十分な木材(含水率20%以上)を使うと、
 建てた後に木が縮み、壁の中に隙間ができます。

 そこにあたたかい空気と冷たい空気が入り込むと、
 壁内で結露が発生します。

3.内部結露が引き起こす「家の寿命を縮める連鎖」


 内部結露は、家にとって最も避けたい現象です。

 1.壁内で結露が発生
 2.カビが繁殖
 3.木を腐らせる「腐朽菌」が増える
 4.土台・柱が腐る
 5.断熱材が湿気で縮み、性能が落ちる
 6.室内が寒くなる・光熱費が上がる
 7.アレルギーの原因になることも

 特にグラスウールなど綿状の断熱材は、
 一度湿気を吸うと乾いても元の厚みに戻らず、
 断熱性能が30-50%低下することが分かっています。


4.夢ハウスの低温乾燥技術が選ばれる理由


 近年の研究で、高温乾燥は木の細胞を壊し、
 油分が抜け、耐久性が落ちる
 というデメリットが明確になりました。

 夢ハウスは全国でも珍しい、
 自社で木材乾燥機を開発した会社です。

 特許(第3315963号)を取得した低温乾燥技術により、
 ・木の細胞を壊さない
 ・割れにくい
 ・反りにくい
 ・経年変化が美しい
 といった特徴を持つ乾燥材を安定として生み出していきます。

 
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 パートナーである弊社でも、
 この乾燥材を構造材・内装材として採用しています。

5.通気層の重要性-高温多湿の静岡だからこそ必要


 2020-2025年にかけて、全国で通気層不足による
 壁内腐朽の事例が増加しました。

 特に静岡県沿岸部のような高温多湿の地域では、
 通気層の有無が家の寿命を大きく左右します。

 ポイントは
 ・通気の入口
 ・通気の出口
 この2つを確実につくること。

 湿気をためない構造が、家を長持ちさせる最大のポイントです。

 夢ハウスの家づくりは
 「乾燥材」「通気」「高断熱」
 3つを基本としています。

 弊社がご提案する「木のひらや」などの住宅も、
 この考え方をもとに設計されています。


6.「長持ちする家」から「メンテナンスコストの低い家」へ


 2019年当時は「長持ちする家」が良い家の条件でした。

 しかし2026年の今は、
 「メンテナンスコストが低い家」が賢い選択と
 考えられています。

 乾燥材を使うことで
 ・壁内腐朽のリスクが減る
 ・断熱材の交換が不要になる
 ・柱や土台の補修費が抑えられる

 結果として、30年スパンでの維持費が大きく変わります。


 家は建てた瞬間がゴールではなく、
 その後30年・40年をどう快適に過ごせるかが本当の価値です。

 ・含水率15%以下の乾燥無垢材
 ・夢ハウスの特許取得の低温乾燥技術
 ・通気層を確保した
 これらはすべて、
 「長く安心して暮らせる家」をつくるための基本であり、
 2026年の住宅性能において欠かせない要素です。

 建てた直後に問題がなくても、
 数十年暮らす家だからこそ、見えない部分にこだわることが大切です。

 

 現場に伺うと、外周部では外壁材を張る作業が進んでいました。

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 サイディングを1枚ずつ位置を確認しながら並べ、
 下地の胴縁に向けて釘でしっかりと固定していく工程です。
 外壁材の種類によっては金具で留める方法もありますが、
 今回のように釘で留める工法も一般的で、
 特に14mm前後のサイディングではよく採用されます。
 明日は台風が接近する予報もあり、現場では風の影響を受けやすい材料を
 まとめたり、作業エリアを整えたりと、備えも進めていました。
 外壁が張られていくことで建物の外観が少しずつ形になりつつ、
 天候への対策も同時に行われている様子が印象的でした。



 前回のブログでは、木材の断熱性についてお話しし、その中で「乾燥材( KD材 )」が
 木の性能を大きく左右することに触れました。


 木材は、断熱性だけでなく、乾燥の質によって
 強度・耐久性・反りや割れの発生率まで変わる素材です。

 そこで今回は、前回の続きとして、家づくりに欠かせない乾燥材( KD材 )とは何か?
 そして、一般的なKD材と夢ハウスが採用する「独自乾燥材」には
 どんな違いがあるのかを、お話ししたいと思います

KD材( 乾燥材 )とは?


 KD=kiln Dried( キルンドライ )の略で、人工乾燥機で乾燥させた木材のことです。

 一般的なKD材の特徴
 ・含水率15%以下
 ・反り・割れが少ない
 ・施工後の狂いが少ない
 ・建築材として標準的に使われる

 ただし、一般的なKD材は高温乾燥が多く、
 木の油分や香りが抜けてしまうことがあります。
 乾燥は早いものの、木の本来の魅力が損なわれることもあるのです。

夢ハウスの乾燥技術は何が違う?


 夢ハウスは、一般的なKD材とは異なる低温乾燥+独自技術を採用しています
 
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  夢ハウス乾燥材の特徴
 ・低温乾燥で木の油分を残す
 ・木の香り・色・強度が保たれる
 ・反り・割れが極めて少ない
 ・構造材も内装材も自社工場で乾燥
 ・含水率を徹底管理

 つまり、「木の良さを残しながら、狂いを抑える」
 という、一般的なKD材では難しい乾燥を実現しています。

一般的なKD材と夢ハウスの乾燥材の違い


 【 項目 】    【 一般的なKD材 】    【 夢ハウスの乾燥材 】
 乾燥方法    高温乾燥が多い     低温乾燥+独自技術
 木の油分    抜けやすい       残る(強度・耐久性UP)
 香り      弱くなることも     木の香りが強く残る
 色       白っぽくなることも   木本来の色が残る
 反り・割れ   少ない         さらに少ない
 含水率管理   一般的         徹底管理
 家の耐久性   良い          さらに高い

 夢ハウスの乾燥材は、木の魅力と性能を最大限に引き出すための乾燥方法と言えます。

なぜ「木の油分」が大事なのか?


 木の油分(抽出成分)は、
 ・強度
 ・耐久性
 ・防虫性
 ・香り
 ・色の深み

 など、木材の魅力と性能を支える重要な成分です。

 高温乾燥ではこの油分が抜けやすいですが、
 夢ハウスの低温乾燥は油分を残すため、木材の性能が長く保たれます。

 これは、
 「木の家を建てたい人にとって大きなメリット」
 と言えます。

 ・狂いにくい
 ・長持ちする
 ・香りが良い
 ・無垢材の魅力が長く続く
 こうした家づくりができるのは、夢ハウスの感想技術があってこそです。


 木材の乾燥は、家の寿命や快適性を左右する非常に重要な工程です。

 ・一般的なKD材は「早く乾燥させる」ための高温乾燥が多い
 ・夢ハウスは「木の良さを残す」ための低温乾燥+独自技術
 ・木の油分・香り・強度を保ちながら、反り・割れを抑える
 
 木の家を建てるなら、乾燥技術の違いを知ることが、
 後悔しない家づくりの第一歩です
 木材の性能を最大限に活かした住まいに興味がある方は、
 ぜひユキトシにご相談ください。



 木の家は「夏は涼しく、冬はあたたかい」とよく言われます。
 その理由のひとつが、木材が持つ優れた断熱性です。

 木材は昔から建築に使われてきましたが、
 近年の研究によって、
 その断熱性の高さが科学的にも再評価されています。

 

木材はなぜ断熱性が高いのか?


 ■木の細胞は「中空パイプ」構造
 木材の繊維組織は、ストローのような中空パイプ構造になっています。
 その内部には、身近な物質の中で最も熱を伝えにくい空気が含まれています。

 
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 空気は断熱材としても使われるほど熱を伝えにくいため、
 木材=天然の断熱材
 と言えるほど優れた断熱性を持っています。

木材・コンクリート・鉄の熱伝導率を比較すると?


 熱伝導率(W/m・K)は「熱の伝わりやすさ」を示す数値で、
 小さなほど断熱性が高いことを意味します。


 【 材料 】    【 熱伝導率(W/m・K)】 【 特徴 】  
 木材      0.12-0.20         とても熱を伝えにくい
 コンクリート  1.6            木の約12倍熱を伝える
 鋼材(鉄)     53             木の約450倍熱を伝える
 

 木材は、
 ・コンクリートの約1/12
 ・鉄の約1/450
 しか熱を伝えません。
 だからこそ、木の家は外気温の影響を受けにくく、
 室内が快適に保たれます。

木材の断熱性は「方向」で変わる


 近年の研究で、木材の断熱性は繊維方向によって
 異なることがより明確になりました。

 ・繊維方向( 縦方向 ):熱がやや伝わりやすい
 ・繊維直交方向( 横方向 ):熱が伝わりにくい( 断熱性が高い )

 一般的に紹介される「0.12-0.20W/m・K」は横方向の値で、
 建築で重要視される方向です。

CLT(直交集成材)の復級で断熱性がさらに注目


 2020年代後半から普及が進むCLT(Cross Laminated Timber)は、
 木材を直交方向に貼り合わせたパネルです。

 繊維方向が交互に重なることで、
 熱が伝わりにくい方向が増え、断熱性がさらに向上する
 という研究結果が増えています

 木造中高層建築が増える中で、木材の断熱性は
 ますます重要な性能として扱われています。

木材は「断熱性」だけでなく「蓄熱性」も高い


 2026年の建築分野では、木材のもうひとつの特徴として
 蓄熱性(熱をゆっくり吸収・放出する性質)が
 注目されています

 ・夏:外の熱が室内に伝わりにくい
 ・冬:室内の暖かさが逃げにくい

 木材は断熱と蓄熱の両方を備えているため、
 室内が安定しやすく、快適な住環境をつくります。

含水率が高いと断熱性は下がる


 木材は水分を含むと熱を伝えやすくなります。

 ・乾燥材⇒断熱性が高い
 ・湿った木⇒熱を伝えやすくなる

 そのため、建築では乾燥材(KD材)が使われています。


 木材は、細胞内に空気を多く含む構造のおかげで、
 非常に優れた断熱性を持っています◎
 コンクリートや鉄と比べても圧倒的に熱を伝えにくく、
 住宅の快適性に大きく貢献します。

 木材は「自然の断熱材」であり、これからの建築でも
 ますます重要な素材となっていきます。

 木の家の心地よさは、科学的にも裏付けされた性能によるものなのです。


 現場に伺うと、フローリングを1枚ずつカットし、
 位置を確認しながら丁寧に貼り進めているところでした。

 
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 床材の裏にはウレタンボンドを塗り、しっかりと密着させたうえで、
 1枚ずつ釘で固定していきます。
 ボンドと釘の両方を使うことで、床の浮きやきしみを防ぎ、
 長く安定した状態を保てるようになります。

 フローリングは見える仕上げ材のため、
 寸法の調整や貼り始めの位置がとても重要です。

 現場では板を合わせるたびに微調整を行いながら、
 空間がゆっくりと形づくられていく印象でした。