菊川市三沢 高性能リセット住宅 収納・クローゼット(桐板)仕上げ工事

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寝室クローゼット内部桐板仕上げです。 桐は木に同じと書いて草科の植物です。その証拠に芯が穴が空いています。調湿効果、抗菌効果、殺菌効果の3つの特徴を持っている植物です。日本の風土に適した素材です。湿気が多いときはタンニンという成分を出して虫を寄せ付けません。調湿効果もあるので衣類など保護する役目もあります。先人の人達の知恵で桐ダンスが造られてきたのだと思います。また燃えにくいという事から金庫の引き出しや、扉は桐が使われています。TVの開かずの金庫を開けるという番組もありますが、よく見ると使われています。
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写真は家事室の収納も桐板で仕上げます。高さ1800の部分に棚を造作して、左側は50cmの壁を造って高さ調整できる桐棚を6枚設置します。右側の50cmの壁を利用してカウンターを設置し、左側はH700の引き出しの上のカウンターをのせパソコンなどの作業スペースを造ります。収納の右側スペースは細かい棚を付けずに水を収納するスペースとして使用します。場所によっては湿気などが多いタンニンが出て黒くなる場合がありますが汚れではありませんので大丈夫です。クロス仕上げや、新建材とは違って呼吸する自然素材なのでカビや、結露といったことはありませんので安心して収納できます。