"通気"が家を長持ちさせる

家を長持ちさせるには・・・・・その秘訣は 通気 です。


高床式の正倉院は1300年以上の歴史があります。

高床式では床下に風を通すことで土台を乾燥させ、カビの繁殖や腐食を防いでいます。

基礎の4面のそれぞれ真ん中に1カ所風穴を開け、そこに色のついた風を流してみると、

風は穴から穴へ真っ直ぐには流れますが、四隅は必ずよどみます。

このよどんだ四隅に湿気が発生し、木を腐らせる腐朽菌が繁殖し、

木の大事な成分を分解することによって、土台や床下が腐食していきます。(新潟工科大 風導実験所 にて)


欧米から入ってきた、基礎に通気を開けないやり方は、高温多湿な日本の気候には合いません。



床下通気

「郷の家」「ツミキ」シリーズでは「丸型換気孔」を数多く(1.2m間隔で) 使用することにより、従来工法の4倍の床下換気をとっています。

この「丸型換気孔」は基礎のタテ筋とヨコ筋の間にはめ込み、鉄筋(主筋)を切らないので、 地震に強い基礎を保つことができます。

丸型通気孔で湿気対策


壁の通気
壁パネルと防水シートの間、防水シートと外壁の間に、十分空気が走るようになっており、構造躯体を腐らせません。
壁内通気構造