スタッフの現場日記

適材適所 厳選素材【構造編】土台・梁
本物の住まいづくりは、木の良さや特性を知ることから始まります。

木は種類や育った場所、環境などによって一本一本に個性が生じるものです。

一本の木でも部分によって性質が違います。これをしっかりと見極めて、

適した場所に適した材料を使うことが、何百年も生き続ける住まいづくりの基本です。

木を正しく使うこと「木遣い」といいます。

大工さんはこれを1400年以上も前から熟知していたのです。

ここで本物の住まいづくりに不可欠な代表的な木とその特徴をします。
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急な階段や室内の段差など、バリアフリーの概念が無い時代に建てられた古民家は

年をとると住みにくい部分も出てきます。

また、二世帯となった際に、今までの作りでは、若い世代の人には住みづらいのが現実です。

しかし、古民家は大規模な住まいであることが多く、もともとの造りもしっかりしているため、

建て替えるにはもったいないです。立派な木がふんだんに使われていたりする場合、

今の新築では古民家に使用されているような材料はまず、手に入りません。

また、代々住み継いできた家屋に対する愛着や、現代の一般的な住宅とは

全く違った居心地があり、リフォームをして大切にしていきたいと考えられる方が多いです。



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寝室 天井下地 屋根裏 断熱工事
床・天井はミラネクストラムダという断熱材を使用し、
壁は60mmの厚みでウレタンを吹き付けます。

窓は断熱窓の複層ガラス&樹脂サッシなので夏は陽射しを遮って涼しく、
冬は冷たい空気をシャットダウンして暖かな住まいになります。

冷暖房の効きが良くて驚かれる方が多いので、完成が楽しみです!


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耐震補強工事 2F施工中
御前崎市白羽 W様邸 リセット住宅(天然木リノベーション)耐震補強工事 2F施工中

2F改装中。2Fの西面になります。

和室の寝室8畳+押し入が2つでしたが6畳にして

残りの2畳分を使って階段を取り付けます。


今まで8畳にタンスなど置いてありましたが、

押し入れをクローゼットにして収納スペースを充実させました。


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御前崎市白羽 W様邸 外壁塗装 30mm赤松無垢フローリング工事

床の断熱材を入れました。

ミラネストラムダという断熱材を隙間なく敷き詰めました。

既存の床には断熱材が入っていませんでした。


フローリングは、多くの工事で30mm厚みの天然無垢材をお選びいただいております。

無垢材は、木が本来持つ空気層により断熱効果が高く、真冬でも温かみのある足ざわりです。


真夏はその空気層による調湿作用でベタベタせず、ホコリやダニ、カビの発生を抑える健康素材です。

床下一面に敷き詰めた断熱材に上に直接貼ることで、床下の外気を通しません。


上に乗るとご自身の足裏の温かみが床から返ってくるので、一年中スリッパ要らずで過ごせます!


牧之原市/郷の家の赤松無垢床