スタッフの現場日記

ここまで解体してみると、昔の大工さんの知恵の凄さを感じます。

床下の通気さえよくしておけば木材住宅は耐久性が高いという事が証明されています。

伝統工法の建物では、ダンパーを使用したり、パネルを入れたりなど

特別な作業が多いため、念入りに打ち合わせをします。

またリノベーションは新築するより難しく熟練の大工さんでなければできません。

なので、長い付き合いで、信用のある大工さんにお願いしました。
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現場へ行くと大工さんたちが建築用語で話しているところを耳にします。
自分も写真を撮りながら建築用語を少しずつ覚えていきます

聞いたことはあるけれど、役割など調べてみようと思います。

壁に下地を組むときに使う部材を「胴縁」といいます。
風圧力に抵抗する部材。壁を張るために必要です。
胴縁を「下地材」ともいいます。

床を支える下地部材「根太」と言います。
床を支える補強部材です。
床の安全性、居移性を高める目的で根太を設けます。
梁と似ていますが、根太は梁よりも小さな部分。

根太を支える部材「大引き(おおびき)」があります。
根太、大引きなど床を支える骨組みを床組と言います。
床組とは、床を支える骨組みのことです。

ちなみに、胴縁には、タテ胴縁ヨコ胴縁があり
外壁を張る向きで胴縁をタテ向きにするか、ヨコ向きにするか
変わるそうです。

今、施工中の 御前崎市白羽 W様邸の外壁はヨコ向きで施工するので
胴縁の向きがヨコ向きになっています。

動画を取りに現場へ行くと自然と大工さんたちの建築用語が耳に入ってきます。

・・・建築用語について話している自分にビックリ(笑)

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ヨコ胴縁
菊川市リフォーム/通気工法
タテ胴縁
御前崎市白羽 リセット住宅(天然木リノベーション)

基礎工事と床下工事の様子です。

増築を繰り返していたので換気口が少なく、床下の換気状態が良くありません。
新しく作る基礎は風が入るようにして床下の環境を良くします。

日本は高温多湿の気候のため、どうしても床下に湿気が溜まりやすくなります。
温度が20~30度、湿度が70%以上の状況になると土台や床に腐朽菌やカビが
発生し、放置し続けると住宅の耐久力が著しく低下します。
結露やシロアリの被害も心配です。

床下の換気は寿命を延ばす重要なポイントなのです。





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土台入れ
弊社は土台に樹齢1000年の北米産のヒバの無垢材を使用しています。
寒い地域で育ったヒバは年輪が細かく、(1cmに30以上の年輪)硬いので、
強度を要求される土台には最も適しています。

また、ヒバ材には❝ヒノキチオール❞という成分が多量に含まれているので
抗菌効果が高く、腐りにくい木です。

ヒバ材から出る天然成分はシロアリを寄せ付けません。


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御前崎市 リセット住宅(天然木リノベーション)の現場の様子です。

昨日、現場に行くとサイデイング屋さんが来ていて外壁を直していました。
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解体前
最初に産廃ボックスの設置場所を確保するためサンルームの解体です。南西にあるこのサンルームが、家が暗い、風通しが良くない原因になっていました。
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施工中
外壁の下地を施工し、タイベックシートを張ります。
外壁に施工してあるタイベックシルバーは透湿効果もあり、アルミシートなので遮熱効果もあります。

窓もペアガラスで枠にも空気層を設けた断熱性のサッシです。

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外壁施工
外壁がつきました。スタッコウォール調のサイディングボードは、塗り壁のような凹凸を再現したデザインです。

目の粗い凹凸があるぶん、フラットなデザインよりも親しみやすい仕上がりになります。

実際に塗り壁の外壁よりも手軽にできるため、質感にも
色合いにもこだわりたいという人におすすめのデザインのようです。