熱は高い方から低い方へと移動するもの

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最低気温が一桁台、というのにも少しずつ慣れてきました。

日中でも寒くて、熱々の飲み物を用意していてもすぐに冷たくなってしまいます。

保温のマグカップを買うか悩み中です

調べているとだいたいの保温マグカップに【真空断熱構造】など表記があります。

そういったものは二層構造になっていて、内側と外側の素材の間が真空状態になっているそうです。

真空だと何がいいのか、というと【熱が伝わらないこと】。

基本的に熱は高い方から低い方へと移動するものです。

なので、保温機能がないと温かい飲み物を入れていても熱が外へと逃げていきます。

空気は物質よりも熱が伝わりにくいので、空間があるだけでも保温機能が増します。

さらに真空状態だと熱が伝わりにくくなり、より保温機能が高くなります。
家の断熱構造も同じような考え方ができます。

壁や床、天井などには断熱材が入れられていますが、それらには空気がたくさん含まれています

スカスカで風を通すというわけではなく、内側に気泡が含まれている感じです。

最近の窓も断熱仕様で複層ガラス(ガラスが二重)になっていて間に空気層が設けられています。

内側と外側の素材を変えることでも、熱が伝わりにくくしている窓もあります。
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発砲スチレンタイプの断熱材
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内側樹脂の複層ガラス窓

これから寒くなればなるほど、断熱の大切さを身に染みて感じてくるはず…。

ぜひ、家の断熱対策リフォームもご検討くださいね。