冬でも家の中があたたかいのって理想ですよね。
断熱断熱といいますが、家にとっては通気も大事・・あれ?空気が通るなら家の中は寒いのでは?と疑問に思った方はいませんか?
シロアリや湿気からくる木材腐敗を防ぐためには、通気が必須です。
床下はもちろん、壁の中、屋根の中も空気の通り道を作ることによって、常に空気が流れ、湿度が上がらないようにしなければなりません。
どこに風の通り道を作るかというと、外壁と断熱材の間です。
弊社では、30倍発泡のビーズ法ポリエチレンフォームの断熱材や吹付ウレタンなどのプラスチック系の断熱材を使用しています。
これらの断熱材を室内の床材や内壁などにぴったりとくっつけて設置します。
室内側にくっついていないと断熱材の役割を果たしません。
それこそ、すぐ壁や床板の裏を通り抜けているので、風が室内に入り込んだりして寒いです

暖房などで室内をあたためても外に逃げて行ってしまい、暖房効率も低下してしまいます。
グラスウールという一般的によく使われている断熱材は繊維系断熱材と言われ、水に弱い性質があります。
壁の内側の通気が機能していないと、湿気を吸収したまま重みで落ちて剥がれてしまったり、カビが発生したりします。
そうなると断熱性能は失われ、それだけでなくシロアリや構造材の腐敗にもつながります。
通気と断熱材はどちらもがきっちりと機能していることが家にとって大切です!