前回は温度と湿度についてご説明させていただきました!
今回のテーマは【 呼吸する家 】です!
呼吸をするといっても生きて成長しているものではありません。
木材や壁や塗り壁などの表面には細かい気孔があって、
空気中の水蒸気を吐いたり吸ったりしているのです!
つまり呼吸するというのは水蒸気の出入りがある材料ということです(=^・^=)
空気の中に水蒸気量が多ければ建材が吸収して、
湿度を下げてくれます◎
逆に水蒸気量が少なければ、建材から放出して湿度を上げようとします。
つまり呼吸する家には、ジメジメもカサカサも起きにくいのです!
今では多くの住宅で、工業製品の内装材が使われています。
内装にビニールクロスを使えば、あふれた水蒸気を
吸うこともできません。
傷つきにくく手入れのしやすいウレタン塗装のフローリングでは、
乾燥した空気をうるおすことはできません。
高断熱で高気密で性能の優れた住宅になればなるほど
湿度には敏感になります。
そのような住宅にこそ、本来は呼吸する材料を
使う方がいいのです!
さまざまな材料の調湿性能についてはバラツキがあります。
どれくらいの水蒸気量を吸収する材料なのか
単位面積あたりで区分することもあります!
それぞれの建設企業によって、こだわりの建材があると思います。
湿度という曲者を扱いこなすためにも、
しっかり話を聞いてみてください(*^^*)
また壁の通気工法は新築だけでなく、リフォームでも可能なので
興味のある方はお気軽にご相談ください!