のんびり日記

吹き抜け
天井の高さは、建築基準法で2.1m以上と決められています。

一般的には2.2~2.4mが多いです。

扉の高さは2mが一般的なので、バランス的にはちょうどいいんだと思います。


吹抜けだったり、天井の高さを高めに設定すると、開放感があって、空間がより広く感じられます!

LDKや玄関に吹抜けをつくったり、天井を高くしていると、空間が広く感じられるので、よく採用されていますね。


逆に寝室や和室など、
普段過ごすとき座ったり寝ていたりして、視線の高さが低いことが多い場所だと、
高すぎる天井よりも程よく低い天井の方が落ち着きます

天井の高さひとつとっても、いろいろなパターンがあるので、使用シーンを考えながら設定することをおすすめします。


本日は、現在菊川市で古民家再生工事をしているお客様宅の造作家具のイメージパースを作成していました。

造り付けの家具の施工は完成直前になるので、今のうちに打合せです。

リフォームやリノベーション、古民家再生は梁や柱の位置、天井の高さ等
いろいろな点で工事中にも変更することが多いです。

口頭だけでは伝わりにくいことも、実際に画像として見れるとイメージが沸きます。

ちょっとした変更でも、実際に工事をやってしまった後に修正となると大変ですが、

イメージパースの作成は、実際に手を付ける前なので変更も簡単、何度でも修正が可能です。

平面図だけではわかりにくいところも、パースを作成しますので、どうぞお気軽にお申し付けください!

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2月4日・5日

古民家再生 「制振構造見学会」開催します!


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古民家ならではの施工方法!

興味のある方はぜひご来場ください!
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菊川市で古民家再生の工事が着々と進んでいます。

床の断熱材は入れ終わり、

天井の下地ができてきました。この間に断熱材が入っていきます。

既存の天井をそのまま残している箇所もきちんと断熱材を入れています!
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この積みあがっているのが、

「ミラネクストラムダ」
ポリスチレンフォームの断熱材です。

床と天井の断熱材はこれらを使用しています。
湿気に強いのが特徴です!

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床の断熱材が軒下からのぞけました

びっしりと詰まっているので、これで床下からの冷気もシャットダウンできますね。

地面からの湿気が上がらないように、防水シートも敷いています!

古民家再生中の現場が見れる見学会のお知らせ

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2/4(土) 2/5(日) 10:00~16:00 @菊川市下平川

「制振構造見学会」

築96年の古民家再生の現場が見れる貴重な機会です。

自信をもっておすすめする「耐震・耐久・省エネ・健康」のこだわりが詰まった工法を実際に見ることができます。

完成後には見ることのできない古民家再生の裏側をぜひ見に来てください!


木のひらや
木で作られたものを見ると、なんとなく優しい、あたたかそうなイメージを持ちます。

こちらは「木のひらや」のイメージ写真。

「木のぬくもり」を感じられる空間・・

なんて言い方をしますが、比喩ではなく、木は本当に温かいんです。


寒い冬、金属製のモノを触ると、とても冷たく感じます。

これは金属が熱伝導率が高く、人の手の体温の熱がすぐに金属に伝わって熱を奪ってしまうからです。

逆に、木は熱伝導率が低いです。

木の内側はたくさんの空気が含まれているため、熱が伝わるのを防ぎ、まるで断熱材のような働きをしてくれます。

なので、冷たくなりにくく、
人の手の体温を保温してくれるので、触っているだけでじんわりとあたたかく感じます。


木を見ると「ぬくもり」を感じるのは、

本当に触れると温かいということを知っているからかもしれないですね。


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白い部分がもこもこしているのがわかりますか?

こちら、断熱材です!

吹付硬質ウレタンフォームという断熱材で、

液体状のウレタンを吹きつけると、もこもこと膨れ上がって写真のように隙間なく断熱材を入れることができるんです!

断熱というのは「熱を断つ」と書く通り、

熱が伝わるのを防ぐことで家の中を快適温度に保つ仕組みです。

冬、家の中が寒い

寒い冬、家の中が寒い原因はふたつ。

ひとつめは、
外の空気が家の中に流れ込んでいる

どこからか隙間風が入り込んでいると寒いですよね!その状態です

これを防ぐためには、室内に風が流れ込まないように隙間を作らないことが大切です。

断熱材を隙間なく埋める大切さはここです!


寒い原因のもうひとつは、

外の空気によって冷やされたモノが触れていることで冷える

冷たい飲み物を入れていたコップを触ると冷たいのと同じ感覚です。

冷たさを伝えないためには、間に空気層をはさむことが一番です。

断熱材や木材は空気層がたくさん含まれているので、熱が伝わりにくく、保温性もあります

家の中で熱が逃げる原因として、窓が一番例に挙げられることが多いですが、

寒い外と室内の間には窓ガラスor窓枠しかないため、どうしても直接熱が伝わりやすいんです。

窓からの冷たさを防ぐために断熱窓があります。
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こちらは、
当社でよく利用している三協アルミさんの「マディオ」というシリーズの画像。(メーカーHPはこちら)

「アルミ樹脂複合サッシ マディオJ・M」

まず、窓枠部分が、室内側と屋外側で素材が違います

耐久性を備えたアルミを屋外側に使用していますが、金属類は熱が伝わりやすいので、
それを防ぐために室内側には樹脂を採用しています。

そして、窓ガラスは二重になっていて、ガラスとガラスの間に空気層があることで、熱を遮断しています。

最近、コップでも二重ガラスのものが流行っていますよね!

あたたかいものは冷めにくく、冷たいものは冷たさをキープしつつ、持つ手には熱さも冷たさも伝わらないという画期的なアイテムです。

また、コップが汗をかかないのも便利ですよね!


それと同じことが、

この二重ガラス(複層ガラス・ペアガラスとも言います)の窓でも言えるんです。

空気層があることで、熱が伝わらず、冬の冷たい空気も室内には影響が少なくなります。

そして、窓が汗をかかない(結露しない)ので、カビなどの抑制にもつながります。

熱を伝えないことが重要

断熱の仕組みについてお伝えしました。

断熱は家の中で快適に暮らすためには必須です。

しっかりとした断熱材と断熱サッシを使用することで、熱を伝えないようにできます。

「冬の寒さが辛い」と感じている方、

ぜひ、家の断熱リフォームをご検討ください。