雨漏りの原因で多いのベランダの古くなった「笠木」

雨漏りというと屋根から、というイメージがあるかもしれませんが、
一階天井からの雨漏りを調べてみたらベランダやバルコニーが原因だった、
というようなケースも多いです。その原因は古くなった「笠木」です。

ベランダにある笠木の役割は「防水」と「美観」です。
笠木部分は紫外線で劣化しやすく、雨に当たって水が入り込みやすいからです。
放っておくと、ベランダ外壁に水が回り、剝がれや黒ずみなどの症状が出てきます。
さらに放置するとベランダ裏の軒や、下の階の天井か雨漏りしてしまうこともあります。

笠木から雨漏りしてしまうと、ベランダの外壁、内部の躯体、床面に水が浸透し、
腐食してしまいます。雨漏りに気づかずにいると腐食が進んで、ベランダを全て
交換するなど大きな修繕工事が必要になってしまうので、早めに把握しておくことが重要です。

築5~7年ほど経つと、笠木の隙間を埋める目地(シーリング)は劣化します。
紫外線によって固くなると縮れて割れてしまうと隙間から水が入ってしまうので修理が必要です。
費用は1ヶ所1000円~2000円のようです。シーリング補修のみ業者に依頼するとプラス人件費が
かかるようなので、外壁塗装工事などのついでに一緒にやってもらうのが良いようです。
笠木が錆びてきた、へこんでしまった、笠木自体が劣化してきたら交換を行いましょう。
交換の費用は1mあたり2~4万円のようです。修繕費用がかからないようにするためにも
笠木周辺の定期点検やメンテナンスをしておくと安心ですね。



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