インフルエンザの繁殖にも大きく影響

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木造校ではインフルエンザで学級閉鎖した数は鉄筋コンクリートの半分です。
ある調査で、木造校舎と鉄筋コンクリート造の校舎における児童の
インフルエンザによる学級閉鎖を比較したところ、木造校舎はコンクリート造りの
1/2以下という結果が出たようです。木造の利点としては、素材自体の断熱性能によって
断熱性能によって冷輻射(れいふくしゃ)を防ぐことと、調湿作用があることです。
★ウイルスが好む「冷え」と「じめじめ」が感染拡大を後押し。


冷輻射とは、コンクリート打ちっぱなしのビルに入ると、壁に触れているわけでもないのに、
空気がゾクッとするほど冷たく感じられる時。これは、離れたコンクリートの壁面から、
体熱を奪われているからです。これを「冷輻射作用」といいます。

コンクリートには「調湿機能」がない。
木には「調湿機能」に加えて、ほどよい「発熱機能」が備わっている。
木の部屋の表面はサラッとしていて、さらにほどよく温かい。