スマイル日記 -寺田ブログ-

住まい文化の栞 アメリカの中の日本

この建物のインテリアに身を置くと、日本的な雰囲気が感じられます

と言うのも、当時のアメリカの万博で建てられた日本建築に感銘を

受けたギャンブル氏が、日本文化をテーマにデザインを進めたからです

玄関のステンドグラスには能画を思わせる松の風景が描かれ、各部屋には

テーマごとに異なる木材が使われています

床の間や長押を思わせる収まりを始めとして、和のデザインが随所に

取り入れられています

施主であるギャンブル氏の要望を叶えるため、多くの写真や図面を参考

にしながら、アメリカの地で試行錯誤を重ねたのでしょう

なかには中国建築の資料も混ざっていたのではと思わせる所もあります

ギャンブル氏の日本デザインの憧れは、ベットルームのデザインにも

表れています。彼が収集していた日本刀の鍔のデザインを、インテリア

の中に取り入れ、梅の模様や曲線を壁や照明器具に反映させているのです

異国の文化は、自分たちにない魅力を持っているからこそ、強く印象に残

ります。

アメリカ人だからこそ気づく、日本のデザイン文化を感じ取っていたのです


森を守ることは文明を守ること

南米のマヤ文明、北米のアナサジ文明、イースター島

の文明などを研究した結果、彼が導き出した結論は

「森林の破壊が文明の崩壊を招いた」と言うものです

都市の発展に必要な資源-水、食糧、燃料、建材は

全ての森林の中に揃っています

森林は人々の生活を支える資源の宝庫なのです

文明が繁栄するにつれて人口が増加し、森林も乱伐を

広げていきます。やがて、増え過ぎた人口を支えきれ

なくなり、文明は崩壊の道をたどるのです

一方で、ダイアモンド氏が文明を守る好例として称賛

する国が日本です。日本の城郭は、戦国時代直後の

江戸時代初期に一斉に建てられましたが、この建設ラッシュ

で森が大規模に伐採されました

その際、徳川幕府は「一国一城令」を発令し、良質な木材産地

を直轄とし、木材の使用制限や用途を厳しく定めました

こうした政策が、森林と文明の両方を守る結果につながったのです

環境を守ることは、私たちの文明を守ることに直結しています


安静の価値 動物の代謝

体重によって代謝量は違うので、体重1kgあたり

1時間の酸素消費量を比べてみると、とても面白い

事が分かります。

ペンギンのひなは巣の中で親鳥が一生懸命運んでくる

餌を食べ、それ以外の時はじっとしているだけです

なのに、こうして比べてみると人間よりもずっと

活動量が多い事になります

さらに空腹時と消化時に大きな差があります

満腹時のペンギンのヒナは、人間でいえば小走りを

しているくらいの活動をしていることになります

お腹いっぱいになって、うつらうつらと眠りかけて

いるヒナの映像を見ると、羨ましいと思うほど

のんびりしていますが、ジョキング中と同じなのです

ペンギンのヒナは身体が小さいうちは簡単に天敵に

つかまるので、じつは成長することがいちばん大事

な仕事なのです。ですから早く大きくなることで

生存率を高めているのです

人間だって食べて寝ていれば、身体が大きくなります

さらに代謝を高めたヒナは成長も早くなるはずです

植物の防災 防犯対策

塩害に強い樹木

アラカシ、シラカシ、マテバシイなどの表皮組織の

しっかりした樹木は塩害に強いと言えます

トベラヤキョウチクトウ、ハマヒサカキなどの低木

も、海岸沿岸での植栽におすすめです

ただし、低木も高木も、台風後すぐ、水で塩分を

洗い流して、メンテナンスをしてあげましょう

防犯には、トゲを持つ樹木やつる性植物が有効です

ヒイラギモクセイ、フイリマサキ、メギなどの

樹木を生垣と並列して植栽するとより効果的です

バラ、サルトリイバラ、ノイバラなどのつる性

植物も、トレリスなどのエクステリア資材とうまく

組み合わせることで、防犯性の向上に効果があります

また、生垣は1条植えよりも2条植えにすると幅が出て

より侵入が難しくなります。

家づくり 庭づくり 植物の防災・防犯対策

一般に、常緑樹や水分を樹幹に多く含む樹木は燃えにくく

脂部を多く含む樹木は燃えやすくなります

住宅密集地では、随所に ”燃えにくい植物”を植栽していく

と防災対策に効果が上がります

燃えにくい樹木

シラカシ・サンゴジュ・クロガネモチ・ヤマモモ・ナナカマド

シャリンバイ・モチノキ・キョウチクトウなどがあります

燃えやすい樹木

アカマツ・オカメザサ・キンモクセイ・タイサンボクなどです

庭の樹木を選ぶ際に参考になります