スマイル日記 -寺田ブログ-

サスティナブルな平屋

さらに、2階の重みを支える必要が少ない構造を生かし

勾配天井による開放的な大空間を作ることも容易です

高く抜けた天井は、視覚的な心地よさだけでなく

室内の温度差を少なくする空気の循環を生み出し健康的

な住環境を支えます。この構造的な自由度は、サスティナ

ビリティの観点からも優れています

大きな開口部や深い軒を設けることで、太陽の光や熱を

賢く制御し、エアコンに頼り過ぎないパッシブな暮らしを

実現します。

構造がシンプルであることは、将来のメンテナンスを容易

にし、世代を超えて住み継ぐ「使い捨てない住まい」を

可能にします。平屋という選択は、自身の身体を慈しみ

自然を敬いながら、未来への価値をつなぐ誠実な生き方

の体現なのです
サスティナブルな平屋

かつての日本の原風景でもあった平屋が再び

選ばれている理由は、単なるノスタルジーで

はありません。

そこには、身体的な負荷を抑え、精神的な豊

かさを最大化し、かつ環境負荷を低減するという

きわめて合理的でサスティナブルな思想が息づ

いています。

平屋がもたらす大きな恩恵は、物理的な「段差」

からの解放です。階段をなくすことは、転倒リスク

を低減するだけでなく、日々の膝や腰への負担を

和らげる「予防医学」的な役割を果たします

家事導線が水平に完結し、移動による疲労の蓄積

しにくい点も、健やかに過ごすための大きな利点です


平屋という贅沢 平屋のコスト

たとえば30坪の住宅であれば、平屋の基礎工事は

30坪ですが、総2階であれば15坪の基礎工事で

すんでしまいます。それと全く同じことが、屋根

工事でも考えられます

逆に外壁工事は、平屋の方が少なくてすみますが

開口部が大きくなる傾向にある平屋はサッシ工事

でもコストアップになりがちです

さらに侵入箇所も増えるので防犯対策も、平屋の

方が大変であるという意見もあります

しかし、現代流の平屋では、検討次第では逆転

する要素もあります。屋根面積が大きくてコスト

がかかるのであれば、太陽光発電を搭載すれば

それだけ大容量にすることが出来ます

災害時にも発電出来て、さらに電力を蓄えて備え

る家になれば、安心も増えます。もちろん、冷暖房

を合わせた電気代がゼロ円の家にすることも可能です

実質的には、水道代だけで暮らせるようになると

ローン返済も楽になります。こうしたコスト面の

メリットも活かして、贅沢と言われる平屋の暮らし

を検討してみてはいかがでしょうか
平屋という贅沢 平屋の得

たとえば、最低限の階段でも1坪ほどのスペースが

必要になります。この階段の面積は、1階と2階の

両方で参入されます。つまり、2坪分もの面積が2階

建てでは潰されてしまうのです

さらに、階段に踊り場があったり、階段に通じる

廊下にもそれなりのスペースが必要となり、階段部

だけの面積では足りません。合わせれば3坪ほどの

面積にもなります。つまり、2階建てと比べて平屋の

家は、同じ面積でも6畳一間分広い家になるのです

現代流の広めのオープンなリビングを中心とすることで

平屋の得を生かせるデザインになります

また、掃除がしやすいという意見も多く寄せられています

それ以上に、今や掃除機もロボットの時代になりました

ロボットが自由に動き回れることは、そのまま

バリアフリーの家になっていると言うことでもあります

平屋の得は意外なところにもあるものです
平屋という贅沢 平屋のデザイン

日本の伝統的な縁側のように、掃出し窓を並べてより

庭とのつながりを生かした家にすることも可能です

地面に近いだけに暗い印象のある平屋ですが、これに

よって逆に明るい家にすることが出来ます

外観デザインはもちろんのこと、インテリアデザイン

にも大きな影響を与え、豊かな空間を演出できるでしょう

さらに、2回が載らないので、平屋では高さにも自由が

生まれます。もっとも単純な活用法は、屋根勾配に合わせ

て天井にも勾配を付けると、天井高は3~4mにすることが

出来ます。平屋なのに吹き抜けのある空間になります

その他に、小屋裏空間に大きな収納を確保することもできます

収納部の天井高さが1.4m以内であれば、1回床面積の2分の1の

広さまで確保できます。伝統的な日本住宅にあった納戸を

こうした空間に設計すれば、現代ならではのひらやの暮らしを

デザインすることが出来るのです