ナテュール

冬の厄介者、結露。
冬、窓が水滴でびしゃびしゃになる結露にお困りの方も多いかと思います。
暖かい室内/寒い屋外の境目(窓)で、水蒸気が冷やされ、目に見える水滴となったのが結露です。
様々な原因となる結露

結露は、窓が濡れるというだけでなく様々な問題の原因となります。

《結露が原因で発生する問題》

①結露による湿気がカビの原因になる
   ↓
②カビを餌にして、ダニが発生
   ↓
③ダニの糞や死骸を吸い込み、ぜんそくやアトピーを発症することも!



冬場の窓ガラスの結露だけでなく、壁の内部の結露にも要注意です。
住宅の構造が湿気てしまうと、家中の壁の内側はカビだらけ、柱は腐ってボロボロ。。。という状況にもなりかねません。


快適な湿度はどれくらいなのか?
では快適な空中の水分量(=湿度)はどの程度が理想なのでしょうか?
一般に快適湿度(相対湿度)は40~60%といわれています。(グラフの水色部分)
相対湿度と微生物等との相関図

快適湿度は気分的に心地よく感じるだけでなく、
アレルギーなどの体調不良にも大きく関わってきます。

アレルギーの原因物質の動きが悪くなるのが湿度40~60%なのです。


《湿度が低い》
◆細菌、ウイルスなどが動き出す→冬場にインフルエンザが流行る。

《湿度が高い》
カビやダニが発生する→梅雨時期からカビが気になりだす。
湿度70%以上になると再びバクテリアやウイルスが活動を盛んにしてきます。


アレルギー性の鼻炎も鼻の粘膜が乾燥して活発化したウイルス菌に対する抵抗力の低下が主な原因といわれています。
遠慮したい微生物の繁殖を防ぎ、私たちが快適に過ごせる湿度50~60%を保ちたいですね。


自然素材で家族の健康を守る!
薬品に頼らず、電化製品に頼らず。正しい工法と素材の良さで住環境を整えれば、家族の健康を守ることができます。

家族の健康のための家づくりをお考えの方は、お気軽にご相談ください。

㈱ユキトシ
御前崎市池新田3843-11
TEL/0120-62-1233

リセット住宅は㈱ユキトシへ

人気の漆喰ですが・・・
塗り壁として人気のものに漆喰(しっくい)もあります。

漆喰というと、古民家やお城の白い壁、蔵の外壁などを思い出しますね。
なんとなく「真っ白で、壁の雰囲気が良くて、湿気を吸ってくれて・・・」というイメージがあるかもしれませんが
実は漆喰自体は、さほど調湿性能に優れた素材ではありません。

昔は土壁の上に、防火目的で漆喰を施工していました。
土壁+漆喰の壁の厚みは20cmほどにもなり、土壁自体が湿気を吸ったり吐いたりしていました。
そのイメージで、漆喰=湿気を吸うというイメージがあるのかもしれません。

現代の住宅の壁の内側(下地)は、ほとんどがプラスターボードと呼ばれる石膏ボードです。
石膏ボードには調湿機能はありません。
その上に漆喰を1mm、2mm塗ったとしても、調湿効果はさほど生まれないのです。

調湿する建材となるにはJIS規格をクリアする必要があります。
1㎡の壁が24時間で70g以上の水分を調湿することが条件です。

一般的な漆喰の調湿機能は24時間で40g程度と言われています。
調湿建材には各当しません。


珪藻土も漆喰も水だけでは固まらない
漆喰の原料である消石灰や珪藻土は水を加えて練っただけでは粘りも出ず、壁に塗れません。
糊や接着剤を加える必要があります。

昔はツノマタなどの海草糊や、つなぎとして、藁やスサなどの繊維が使われていましたが
現在では合成的な接着剤や科学糊が使われています。

珪藻土は小さい孔がたくさん開いています。化学のりを入れると、この孔を塞いでしまい調湿機能がなくなってしまいます。

自然素材というイメージの塗り壁材でも、ずいぶんと化学物質の混ざったものも多く流通していますので
特に、健康のために塗り壁を選ぼうと思う方は成分などをしっかりと調べることが大切です。


健康珪藻土《ナチュール》

最高品質の稚内珪藻土を60%配合した調湿機能のある塗り壁材です。

ナテュールの配分
・調湿効果
・消臭効果
・アレルギー対策


水蒸気とサイズがぴったりの孔をもつ稚内珪藻土だからこそ、高い性能を発揮できます。

健康塗り壁材 ナテュール
ナテュールは調湿No.1

ナテュールはホルムアルデヒドを吸着します

ナテュールは有毒ガスを吸着します

不燃材料なので防災におすすめ

ナテュールは自然素材

主原料は最高の調湿・消臭・有毒ガス吸着性能の稚内珪藻頁岩


珪藻土という言葉はよく耳にされるかと思います。

珪藻土は海中の藻(珪藻)が化石状態になって堆積したものです。

日本各地で採取されますが、北海道の稚内産の珪藻土が最も良質とされています。
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その理由は珪藻土の微細構造にあります。

稚内層珪藻土の構造が水分子を吸着、放出するのに最適だからです。

他の地域の珪藻土に比べ、約4倍の調湿性能があるのです。
珪藻土産地比較

稚内産の珪藻土は「超・珪藻土」と言われ、

小さな細孔(メソポア)が集合した球状の微粒子から構成されています。

細かい孔が多いということは

・表面積が多い
・穴の容量も多い


ということですので

空気中の水蒸気の吸湿/放湿に非常に優れています。
メソポアの優位

《備長炭》
水蒸気に比べ孔が小さいため、吸湿はするが、放湿はしない。
湿気対策のため床下に炭を敷き詰めるという方法もあるが、何年後かに床下を確認してみると、湿気を吸いきってズッシリ重くなった炭を確認できる。
《超・珪藻土》
空気中の水蒸気と同じくらいの大きさの孔なので、吸湿・放湿に優れている。
《一般的な珪藻土》
孔が大きすぎるため、空気中の水蒸気をうまくキャッチできず、吸湿・放湿効果は低い。