木の外壁〈鎧壁〉

6ce45d9c85de2c4298f987165feea6ed
このような壁、なんと言うか知っていますか?

鎧壁〈よろいかべ〉というそうです。

鎧張り、下見板張り、とも言われ、木の一部分を重ねながら張っていく施工方法です。

イメージ的には、閉じたブラインドのような感じ。

こうすることで雨風が入りにくくなります。

木はしっかり乾燥していると耐久性がとても高くなり、

木自体に空気層があるので断熱性能もある素材です!

昔の人の知恵がつまった外壁材の一種ですね。


さて、古民家再生をお考えの方へのプランを作成しておりますが、

古民家の雰囲気はそのまま残したいというご希望。

現在は、漆喰と上記のような鎧壁が使用されています。

正面の漆喰は塗り直し、腰壁のように鎧壁を施工することで、今の雰囲気を受け継ぐことができるようなプランに…。


家の外観って大事ですよね。

パッと見た印象が全然違うので、お客様の希望に合っていれば幸いです。



1733ba9d3305a10e16ed7becf6a6f569
前回の古民家再生工事では、
床下の通気口部分を杉板で作成しました。


fc220a4764bdf92356a82d7742250a851
外壁に木のアクセントが効いておしゃれに仕上がったと思います



皆さまは、どんな外観にしたいでしょうか?

木の外壁に興味がある方、ぜひお気軽にご相談ください