このような壁、なんと言うか知っていますか?
鎧壁〈よろいかべ〉というそうです。
鎧張り、下見板張り、とも言われ、木の一部分を重ねながら張っていく施工方法です。
イメージ的には、閉じたブラインドのような感じ。
こうすることで雨風が入りにくくなります。
木はしっかり乾燥していると耐久性がとても高くなり、
木自体に空気層があるので断熱性能もある素材です!
昔の人の知恵がつまった外壁材の一種ですね。
さて、古民家再生をお考えの方へのプランを作成しておりますが、
古民家の雰囲気はそのまま残したいというご希望。
現在は、漆喰と上記のような鎧壁が使用されています。
正面の漆喰は塗り直し、腰壁のように鎧壁を施工することで、今の雰囲気を受け継ぐことができるようなプランに…。
家の外観って大事ですよね。
パッと見た印象が全然違うので、お客様の希望に合っていれば幸いです。