菊川市本所 築64年古民家再生工事 構造を無垢材で補強

菊川市本所で行われている築64年の古民家再生工事。

前回は浴室の設置についてお伝えしました。

今回は、構造を無垢材で補強していく様子をお伝えします。

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無垢の構造材
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土台を新しく
土台や柱など、構造に使用しているのはしっかりと乾燥された無垢材です。

木材は含水率という木の中に含まれている水が少なくなると強度が増します。

夢ハウスが特許を取得したオリジナル木材乾燥機「ドライランバー」

乾燥室内部を130℃まで上げて、木材の水分を蒸発させます。

内装材で5%以下、構造材で10%以下の含水率になるようにしています。

市販品は内装材18%以下、構造材15%以下というJAS規格で作られていることが多いので数値差があります。

含水率が高い木材は、変形や亀裂、隙間ができたり、強度低下といった問題を引き起こし、家の性能や快適性にも影響を及ぼします。

弊社は材料ひとつひとつにこだわることで、快適な家づくりをしています。

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新しい基礎の上に新しい土台
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柱も新設

家の耐震性能を上げるためにも、必要な箇所には新しく構造材を入れていきます。

柱も、新しくする窓に合わせて追加しました。

築年数の経過とともに少し傾いている場所もあったので、しっかりと水平を取りながら補強修正していきます。

築64年ともなると、使用されている木材も自然に乾燥していきます。

そのため収縮が起こり、傾きやすくなっています。

ただ、先ほども伝えたように、乾燥した木材は強度が増すので、使えるものは再利用するのがおすすめです。

家の強度の面でも、節約の面でも良いですよね。

素材にこだわり、本当に良いものをお客様に提供できるよう、日々取り組んでおります。

興味のある方はいつでもお問い合わせください。