高気密住宅だから快適??壁内結露、床下結露に要注意!

家の中と温度差によって、空気中の水蒸気が冷やされ、水滴になる結露という現象。

現在の気密性の高い住宅では湿気を多く出す生活スタイルになったこともあり、

壁の表面はもちろん、壁内や床下などでも多く発生しています。

通気の工夫がなされていない高気密住宅は、結露しやすい住宅でもあるのです。
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根本的な湿気対策はのためには、シロアリや腐朽菌を繁殖ささせないために通気が必要です。

年ごとに弱ってくるのは木造住宅の宿命だなんて思っている方がまだ多いようです。

木は材料として用いられてから200年目くらいで最も強くなるようです。

構造材の含水率10%、内装材の含水率5%と木材の乾燥をしっかり行うことで

去年より今年、今年より来年と強さを増していくのです。

十分に乾燥してあげれば、木はどんどん強くなります。

そんな木の特性を知らず、わずか30年ほどで建て替えてしまうのは、

なんとももったいない話ですよね?住まいを長生きさせたいのなら、

やっぱり通気です。床下などの見えない部分も気をつけて、

しっかりと木を乾燥させれば、耐久性もアップするはずです。
郷の家