家づくり「十分講座」木の家は、結露と戦う
木の家は、結露と戦う
「壁内に結露ができやすい、日本の高温多湿」
結露はシックハウスの原因であるダニやカビの温床です。
正倉院をはじめとする歴史的建造物は、みな「木」を利用してきました。
木造の建築物は日本の気候風土に適しており、結露が起きにくく、しかも優れた吸放湿作用があるからです。
「結露⇒カビ⇒ダニ⇒アレルギー」という図式を断ち切るには、その元凶である結露を防ぐことです。
コンクリート、鉄筋
●熱が伝わりやすく、結露も発生しやすい。その量も多い。
●表面がベタついて、カビが生えやすい。
天然無垢材
●熱が伝わりにくく、結露も発生しにくい。起きたとしても量が少ない。
●木には空気中の水分を吸収する効果もあり、表面はサラリとしている。
カビ、ダニの発生も防ぐ。