スタッフこーちゃんの頭の中

b37080fca09cfbb0bb52a73e043c116e
次にパネルを造っていきます。 在来工法という一般的な工法で建てた家は筋交いという耐震性を高める斜め方向の部材を入れますが 弊社では柱と柱の間にパネルを組みます。筋交いに比べて3.3倍の耐震性を得ることができ、住む人を守ります
38344fc5924ef78413a29ccd8a36a82f
外回りも解体していきます。外内壁どちらも塗り壁でした。 塗り壁にも断熱性や遮熱性は少しありますが性能が低く、 劣化し隙間が空き断熱効果が減ったり隙間風の原因になるので 全て解体してしまいます。
5ea0a3f2685fbe2bc9c36e140672bfa1
出てきた柱や梁は腐食や劣化がなくとてもキレイでした。 無垢材は乾燥がしっかりとされていればこのように長持ちします しかし、一般的に使われている集成材の場合、やわらかい木を接着剤で貼り合わせた物なので家を支えるだけの堅さが無く、沈みや傾きが起きてしまったり接着剤から出る有毒なガスで健康被害に陥ったり劣化で接着剤が剥離してしまい倒壊に繋がる危険性があります
4fda4bc8273631e561b0f527904b7ed41
次に、家具や住宅機器を取り外していき、建物の解体をしていきます。 壁を解体してみると4寸(120mm)の無垢材の柱や太い梁が出てきました。 これに比べ、今の一般的な住宅は3.5寸(105mm)の集成材の柱が主流で、 4寸の無垢材に比べ3.5寸の集成材は安いです。 コストカットは大切ですが、家の大事な部分に細い材料や健康被害に繋がる ホルムアルデヒドを発する材料を使うのはいかがなものか…
4a42a7625e0623bd358734e230490f80
解体の前日に業者さんと打ち合わせをして 電気や水道、ガスを止めておきます。 家の中の家具や畳など使えるものは移動して保管しました。