スタッフこーちゃんの頭の中

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前回①https://www.reform-yukitoshi.co.jp/?p=31476 古民家の工事が始まりました。 解体をしていくと、約100年前の家の造りを知ることができ楽しいです。 当時の考え方や材料などが形として残っているので、歴史を肌で感じることができます。 現代の木造の建物の寿命は30年といわれています。 しかし、この家や奈良の法隆寺などの昔の建物は、100年や…
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次に天井の下地を組んでいきます。 下地の墨を出し下地を打っていきます. 他社では下地を組み、その上にグラスウールという断熱材を敷きますが、 グラスウールと天井のボードの間に、隙間があると断熱効果が下がってしまいます。 また、グラスウールは湿気を含むと縮んでしまい、元に戻らない性質があります。 当然、縮むと隙間が空き、効果が弱まってしまうので弊社では、ミラネクストラムダという断熱性能の高く…
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御前崎市の築43年の住宅をリセット工事が始まりました。 リフォームしようとしている部分を見直していくと、根本に大きな問題を抱えていることがあります。 リセット住宅は今ある家をいったん骨組みの状態に戻し、天然木を使用したリフォームで「断熱・耐震・通気」といった性能を新築以上に備えた住宅です。 屋根や外壁などは残し、1,2階のリセットしたい部分だけを解体して、 間取りの変更と耐震性…
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今回は菊川市にある、築96年の古民家を再生していこうと思います。 古民家とは、建築基準法の制定前に建てられていた伝統構法の建物です 伝統工法とは、基礎がなく丸石の上に柱や土台が載っているだけで、 柱や梁の交点は仕口と呼ばれる工夫をされた結合部になっており、 柔らかく大きく変形しながら地震力を吸収して倒壊を防ぐようにつくる工法です。 今回は、そんな昔の工法の良さを生かしながら、…
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次に、床柱を入れていきます 床柱には天然の絞面皮板が使われています。 絞面皮の絞りとは、波状の皺のような文様のことで面皮とは、磨き丸太のうち、樹皮が四隅に残っている状態や手法のことです。 柱を一本替えるだけで特別感がグッと上がりますね。