御前崎市リノベーション 2F寝室(桐) 古民家風仕上げ

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2F寝室になる空間が天井が低い為、解体してみると梁が出てきました。
建物の大きさに対してイメージしていた梁よりもかなり頑丈な梁が出てきて、ビックリです。そのため、断熱材を屋根裏に入れるのに一苦労でした。断熱材を入れたから、下地を作るのに、梁が邪魔になって通常の2倍の手間がかかりました。
梁には体に優しいウッドライフ(ココア)を塗り古民家風に仕上げました。

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床は無垢の桐フローリングを施工し、1FのLDKに音が響かないように遮音シートを施工した上に桐フローリングを施工しました。壁は調湿効果のある珪藻土クロスで仕上げ気持ちの良い空間となります。
桐材は調湿効果が高いばかりでなく、殺菌効果、抗菌効果も高い。さらにタンニンという成分があるので、虫を寄せつかません。自然の恵みに感謝です。
秋になるとダニとその糞を、子供さんが鼻、口から吸い込むと、アトピー、喘息の原因にもなります。ウォークインクロゼットも総桐仕上げです。クロゼット扉も桐。
自然素材の桐の寝室出来上がります。

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外装もウレタンを葺きつけた後、タイベックシルバーを施工。防湿シートにアルミが入っている素材です。
アルミは熱伝導率98%近くありますが、空気層をしっかり取ることで、遮熱効果があります。このように断熱、遮熱施工がしっかりなっていれば、夏、涼しく、冬、暖かいのは当然です。築35年の建物でも、今現在の新築の家の性能以上になります。また耐震等級3の数値も出ています。「家造りは見えない所が大切!」です。