さらに、「実生の松(じっしょうのまつ)」と言う、種から育った松です。
松ぼっくりから種がこぼれて、初めは苗木が集まって成長しますが
アンガルスクは緯度が高いため太陽が少ししか照りません。
わずかな光を求めて、まっすぐ育ちます。
苗は成長が早いものもあれば、遅いものもあります。
成長が悪ければ自然に枯れ、生き残った松だけがまっすぐ成長を続けます。
そうして樹齢300年を越えたものだけを輸入し、フローリングとなってお客様のお宅に施工させていただいています。
松=パイン?
松というとパインですか?と聞かれることもありますが、
北欧パインといわれるヨーロッパ北方で取れる赤松は樹齢70~80年程度で、年輪を見れば違いは明らかです。
アンガルスクで原木を製材し、シベリア鉄道で4500km。
日本海側の港町ナホトカから新潟の製材工場に運び、ここで乾燥、製材加工して商品に仕上げます。