脱炭素社会化に向けて

脱炭素社会(またはカーボンニュートラル)とは、地球温暖化・気候変動の原因となる温室効果ガスのうち、最も排出両の多い二酸化炭素(CO2)について、実質的な排出量ゼロを達成している社会を指します。

202010月に、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロを目指すと宣言しています。

地球規模の課題である気候変動の問題解決に向けて、世界共通の長期目標となっています。


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(資料:環境省)

また、令和5年度版高齢社会白書では「住生活基本計画」に掲げた目標の中で、「脱炭素社会に向けた住宅循環システムの構築」とあります。

日本における最終エネルギー消費の約3割を占める業務・家庭部門の活動が展開される、住宅・建築物においても更なる省エネルギ―化や脱炭素化に向けた取り組みの一層の充実・強化が不可欠となっています。

また優良なストックを長く使うなど、ライフサイクルコストを見据えた中長期的な視点での取り組みも重要です。

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弊社では、住む人が健康で居心地がいい住宅で生活できることを第一に、脱炭素社会化にも配慮した家づくりを行っています。

例えば「高断熱」。

南極の昭和基地でも使用され、約40年間全く劣化がみられなかった高性能な断熱材を床や壁に隙間なく充填しています。

主に新築の床下や壁内に施工します。

もっとも断熱性能が発揮される30倍の発泡倍率で、真冬でも暖房機1台で快適な生活が実現。

そして、「高遮熱」

屋根や壁にアルミ遮熱シートを設置することで、太陽からの放熱(赤外線)が建物の中に入る前に反射し、室内の温度を低く保つことができます。

日中で平均5℃以上の熱を遮ることができるので真夏でもクーラー要らず。

 

その他にも大地震の為の耐震パネルと剛床工法、何十年も長持ちするよう耐久性能を高める樹齢1000年のヒバや丸型換気孔など、健康・耐震・耐久にも配慮しています。住まいのあらゆるところを合理的に見直すことで高品質でありながらコストを抑えた機能的な住まい。日本の伝統技術も守り、受け継ぐことのできる住まいはこれからの時代、不可欠ですね。