昭和56年以前の建物は・・・
●耐力壁の量が足りなくて倒壊する可能性が 大大大

当時の建築基準で設計・施工・した建物も、今の基準に
てらしてみると、筋交い量が大幅に不足しています

屋根が重たい瓦で壁も土壁、老朽化も進んでいる場合

一瞬で瓦の山になる可能性があります

古い建物で蟻害や腐朽が進んでいると致命的・・・

マメ知識
木材の耐用年数はどれくらい??
木材は環境によって劣化の度合いが大きく違いますが

健康な状態を保てば百年以上は大きな強度の低下は

起こりません。桧は七百年経った頃一番固くなると

も言われています

木材の劣化の原因の主なものは2つ
①湿気による劣化:木材は湿気を一番嫌います

雨漏り等で常時湿った状態だと腐朽菌により

数年でぼろぼろになります

②蟻害による劣化:白蟻は見えない所がお好き⁉
白蟻は地面から登って、木材の表面を残して

中から蝕んでいきます。イエ白蟻は地面と行き

来して水分を補給するために、被害が建物全体に

及ぶことがあります。

また、新種のアメリカカンザイシロアリは、飛来

して巣食い、一度侵入すると駆除することが非常に

困難です
