適材適所 「1」厳選素材「構造編」家を支えるからこそ、見えない骨組みにまで気を遣います。

こんにちは、夏真っ盛りって感じですね。

今日は、適材適所の木遣いにより、家を長く持たせ

快適に暮らせるために、土台・梁・桁・柱の種類と

特長をお伝えします。

土台:ヒバ(樹齢約1000年)。1㎝成長するのに30年要し

細かく重ねる年輪は堅く締まっています。

家全体の荷重を支える強度に加え、害虫を寄せ付けない

成分ヒノキチオールを多量に放出する自己防衛本能を

備えています。

梁・桁:米松「12cm巾」たわみに強い米松を採用。

一般的な梁在より材積を大きく取り、視覚的にも安心です。

豪雪地域新潟で培われた構造品質です。

柱:杉・檜「12cm角」どんな斜面地でもまっすぐ

天に向かって伸びる杉・檜は、タテ方向にかかる荷重

を支える柱材として、とても有効です。

芯まで乾燥させることで本来の強度に比べて

2倍以上の力を発揮します。

家のために、適材適所に使うことが良くわかりました。


御前崎市/築60年古民家再生の構造見学会