古民家だからできること

今日はとても良い天気になりましたが風が強かったですね。

バランスが崩れた間取りで、耐力となる壁や梁が複雑に配置

されていると、新しい家として生まれ変わることが難しくなります

また、材料を細かくしてコストを下げるために、細い梁や柱を乱立

させた家も、大規模なリノベーションには向いていません。

それはそのまま、既存住宅を探すときのポイントになります。

なかなか見えにくい点でもありますが、外壁や屋根の形状が複雑

であるほど、リノベーションしにくい傾向があると言えます。

もし新築を考える場合でも、自由設計と言われて間取りばかりに

木を取られるよりも、しっかりと柱や梁の配置を考えておくこと

の方が大事です。

将来の子供たちがリノベーションして使いやすくするのも、

あるいは将来の流通市場に価値のある住宅となるポイントも

古民家の中にあると言えるのです。
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