馴染みが無い方もいる、式台。
私も、働き始めてから初めて呼び名を知りました。
式台(敷台)シキダイ とは
玄関の土間とホールの段差が大きいときに中間の高さに設けられる踏板のことを指します。
和風の建物に用いられているケースが多いです。
見たことがある人は多いのではないでしょうか。
古い文化財など日本の武家屋敷にはよく設けられています。
建築基準法で、木造建築の床の高さは45㎝以上と決められています。
ほとんどの家では、
玄関前のポーチで段差を作って、玄関土間から床までは15~18㎝ほどになっています。
しかし和風の建物では、玄関外の段差は少なく、玄関扉が低めの位置に設置されており、
玄関内側の土間と床の段差が大きいことが良くあります。
そこで式台が設けられ、踏み台として使用されたり、靴の脱ぎ履きの際に利用されたりしています。
式台が無く、自分で踏み台を設置している家庭もあるのではないでしょうか。
もともとなかった式台を設置することも、もともとの式台を新しく変えることも可能です。