クローゼット・ドア

【扉の内部】
扉の内部は桐を使っています。
扉は折戸なので、普通の引戸より間口が広くなります。
一般的なドア(他社建材メーカーのフラッシュドアの断面)は
軽量化するために中身が段ボールを使用しています。
表面も紙素材で木目の印刷です。
弊社は中身もすべて無垢材なのでノックすると硬い音がします。
赤松のドアは表面が赤松の無垢板です。
中身も赤松にすると重さが30㎏を超えてしまい開閉が大変なため
軽量化を図るために中身を軽い桐にしてあります。
桐のドアは強度が出ないため中の芯は赤松です。
これが適材適所です。
それでも重さが23㎏あるため上からドアを吊っています。
なので敷居にはⅤ溝がありません。
【ドアの表面】
一般的なドアにセロテープを張り剥がした時、ドアの表面も剥がれてしまうことがあります。
紙の印刷なので剥がれてしまい、ドアを丸ごと取替が必要になります。
弊社のドアはセロテープを貼って剥がしても無垢材を使っているため何もなりません。
仮に剥がれても紙やすりで磨くことができる、耐久性を重視しているドアになっています。