緑茶の美容効果

お茶のカテキンはかなりの日焼け防止効果があるようです。
市販の緑茶成分が入ったローションや化粧品が夏に人気なのもこのためです。
実は塗るだけでなく飲んでもOK。紫外線の肌への侵入を防ぎ、
メラニンの生成を防ぐことでシミ、そばかすを予防します。

肌に紫外線が当たると、皮膚細胞が急激に酸化することで
増殖能力が低下、つまり細胞の活性が弱まり新陳代謝が下がります。
皮膚細胞の元気がなくなり新しい細胞ができにくくなると、
メラニンも蓄積して肌が黒くなり、シワも増え、炎症の回復が遅くなり、
やけどみたいな症状となるようです。

カテキンは紫外線による細胞の酸化を防いで、細胞の元気を維持することで、
美白を維持し、炎症(日焼け)からの回復を早くします。

カテキンはメラニン色素をつくる「チロシナーゼ」という酵素の働きを抑えることで、
しみ、そばかすになるのを防ぎます。さらには、カテキンの濃度が高いほど
酵素の働きを抑える効果も増加するようです。

飲んだグループは25%日焼けが少なかったという結果があるようです。(オーストラリアの臨床試験)

レモンの4倍も多いビタミンCはコラーゲンの生成作用があり、肌にハリをもたらし、シワ対策に効果的です。