キンモクセイ(金木犀)とギンモクセイ(銀木犀)

先日、朝掃除で会社の周りを清掃していたら金木犀の良い香りがしてきました。
金木犀は黄みがかった橙色の花を咲かせる常緑樹です。
花は小さいため、香りが感じられても、どこにあるのかわからず、
「どこから漂ってくる香りだろうと?」と辺りをキョロキョロと
することもあるかもしれません。

キンモクセイの花言葉の一つに「謙虚」があります。
その由来は、素晴らしい香りを放つのに比べ、花が控えめである
ことだとされています。キンモクセイは感じで「金木犀」と書きます。
「木犀」は樹皮が動物の犀(さい)の肌に似ているために付けられました。

また、モクセイ科モクセイ属にはキンモクセイ以外の樹木もあるようです。
ギンモクセイ(銀木犀)といい、花は白色で、香り金木犀よりも弱く、
花に顔を近づけると感じられる程度のようです。

香りの強いキンモクセイに鼻も目も行きがちですが、この秋はギンモクセイなど
ほかのモクセイにも意識を向けてみようと思いました。


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銀木犀