菊川市/リセット住宅/赤松無垢材の含水率

木の含んでいる水分量を「含水率」といいます。

森の木の含水率は約150%あります。

天然木特有のねじれやくるいを極限まで少なくするため、
乾燥機にかけて5%までに落としていきます。

乾燥機から出すと木材は多少戻り室内と同じ6%~8%になります。

6%~8%の含水率はストーブやエアコンをつけてもほとんど変形しないことを
徹底して自社で木材乾燥機の研究・開発した結果です。

一般に使われているJISマーク商品でも18%~23%ではまだまだ変形します。

長年にわたって安心して暮らせる住まいを実現するための
“理想の乾燥無垢材”「ドライキューピット」は厚く支持されています。

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本物の無垢材を安心してお使いいただくために独自の木材乾燥機を開発。


特許(第3315963号)を取得し、無垢材は反る、狂うという概念をくつがえしました。


「ドライキューピット」は5〜10%の含水率を実現し、

収縮や変形の少ない高品質な構造材・内装材として使用できます。


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市販の乾燥材D18(含水率18〜20%)の床板を室内に放置しておいた例です。

室内平衡含水率の5〜10%に達していないこのような乾燥材を使用すると
写真のような変形が生じ、建築後に不具合がでます。

一般的には、5mm程度大きめの寸法に製材してから乾燥させるのに対して、
当社では10〜15mm大きめの寸法に製材してから乾燥させます。

つまりそれだけしっかりと完全に乾燥させるからなのです。

それだけ手間とコストをかけなくては本物の木の家は実現できないのです。

間取りコラム

どんな木材でも乾燥していくと、含水率30%前後から収縮を始めます。

冷暖房の使用頻度が高く、断熱性能が発達した現代の住宅では平均約5〜10%に落ち着くまで、収縮・変形は続きます。

乾燥が不十分な木材(含水率20%以上の木材)は、建ててから徐々に水分が抜けていく過程で変形していきます。

↑写真のように柱が歪んだり、床板が反るなどの不具合が生じてきます。

建てた時に問題ないといっても、その後数十年暮らすということをしっかりと認識しておきましょう。
(地域や使用環境により数値は異なります。)

間取りコラム
特許技術の木材乾燥機トランバー
特許(第3315963号)

天然木特有のねじれやくるいを極限まで少なくする乾燥システムを自社で開発。

バーナーを使って燃焼させた熱風をファンとダクトを使い循環させ、乾燥室内を100〜120℃に保ちます。

木材の表面と内部を一気に高温にすることで、木材の芯から水分を抜きます。

板材で約2日間、杉の構造材で5日間乾燥します。