自然の力で暮らしを快適に /桐のクローゼット、すのこベット 

雨の日を好む”ヤツ”

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前回(https://www.reform-yukitoshi.co.jp/?p=28448)は防蟻工事についてお話させていただきました。

今日は現場がお休みなので湿気についてのお話をさせていただきます。

まだまだ雨が降るようでジメジメしていて気持ちが悪いですね。

これだけ雨が続くのも珍しい気もしますが、それでなくても日本は高温多湿。

油断していると家具や押し入れ、壁や床下などカビが生えてしまう恐れがあります。

カビの発生条件

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カビ温度20度以上、湿度が70%以上の環境を好みます。

カビは景観を悪くしたり、悪臭を放ったりするだけではなく、人体に悪い影響を与えることがあります。

空気中に浮遊しているカビの胞子が体内に入ることで、アトピーの原因や気管支炎や肺炎を引き起こす可能性があります。

ただのカビだと思わずにしっかり対策していくのが肝心です。

湿気を好む”ヤツラ”

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前の記事梅雨とシロアリを読んでくれた方なら「カビは湿度の高い場所を好む」と聞いてあれ?と思ったかもしれません。

そうなんです!

実はシロアリと似た条件でカビが発生します。

ですから、快適に住めるよう湿気対策を行えば住宅の大敵であるカビとシロアリの対策に
もつながります

適材適所

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対策には除湿はもちろんのこと、カビは細菌の一種なので抗菌作用も必要となります。

最近は自然由来の物が注目されるようになってきました。

住宅に使う木もその一つです。木は種類によって様々な性質を持っていますが、

住宅内で湿気の多い箇所に効果的な材料を使う事によってその実力を発揮します。

湿気に対応力のある木とはずばり「桐」です。

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桐には湿度を一定に保とうとする性質があり、湿度の高い日本では古くから大切な衣類や掛け軸等の収納に使われてきました。

住宅の材料になっても効果を発揮しますので、桐材を使って収納や押入れ、床や壁などに用いると住空間の湿度を快適に保ってくれます。
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ユキトシの新築及びリセット住宅では、収納の内部をすべて桐で仕上げで施工させてもらっています。(変更もできます)
また、建物だけでなく引き出しの中やベッドのすのこなど家具にまで桐を使っています。

その他にも、お客様に快適な空間を提供できるように
家全体の通気工法や湿気対策にも力を入れております。

木の良さは文章では伝えきれません。
実際に体感しなければ100%良さはわからないものです。
浜岡のショールームで展示を行っているので是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。