無垢材の柱、梁、土台は残してのすべて解体します。
現代の新築は柱、梁はほとんど「集成材」で造られています。ラミナと言って小さな木を寄せ集めて強力なノリを使って柱、梁をつくります。ノリで貼り付けた石油工業品と同じです。温度が上がるとホルムアルデヒドといった有害ガスを放出します。
施工中の現場に行って室内に入って、目が痛くなったりすることがありますが、これが有害ガスです、子供たちのアトピー・喘息はこれが原因と言われています。
なので新築には、24時間換気を義務付けられているのです。
33年前に造ったこの家は全て本物の無垢材でできていました。有害物質は出ません。築33年できっちり乾燥もしています。その無垢材を再利用して新築同様仕上げるのがリセット住宅です。地球環境にも貢献できる省エネ・健康住宅に蘇ります。