木造住宅って何年住み続けられるの?

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こんにちは!

現存する世界最古の木造建築物は何かご存じですか?

なんと我が国が誇る「法隆寺」だそうです。

1400年の歴史をもつ法隆寺は、多くの災害や台風、大地震などの自然災害に曝されてきたことでしょう。

ですが、それにも関わらず当時のまま現存していることで、木造が耐久性に優れていることを歴史が証明しています。

また、法隆寺だけではなく築数百年の神社仏閣は日本に数多く存在しています。
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「木は年を取るほど強く、元気になる」

木の家が強くなるポイントは乾燥です。

年月の経過とともにゆっくり乾燥した木は、水分の含有率が15%以下になると、反りやねじれ、割れがほとんど起きなくなります。

ちなみに強度も2.5倍となります。

また、腐ったり、シロアリにやられたりするのは木が十分に乾燥していないことも原因のひとつとなります。

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弊社で使用している赤松のフローリングは、日本で初めて高温乾燥を確立した建材の会社が自社で特許を取って製造し、含水率を5~8%以下まで落として製造されています。

一般的な無垢の赤松は、含水率が18~25%で使われていることが多いです。

天然の無垢材は乾燥がしっかりできていないと、ねじれ、曲がり、変形、収縮が起こります。

この状態で内装材に使ってしまった場合に、エアコンとか暖房に当たった木はまだまだ狂います。

なので、内装材に関しては5~8%まで含水率を下げた木はそこまで狂わなくなります。

もし、含水率を平均20%くらいで止めてしまえば、今の内装材の値段から3割ほどは安くなります。

しかし、安く仕上げた内装材を使用したお家は、その後反った、曲がった、ねじれた、よじれた、などといったクレームに繋がります。

そういったお家を作りたくない、本物を提供したいという思いで、使用する材木にもこだわっています。

弊社の施工した木のおうちは、引っ越しした後よりよくなっていきます。

木は、色が焼けたとかではなく、年月が経つとだんだんいい色になっていきますよね。

これが本物の木の良さでもあります。

施主様と一緒に変化していく。

使い捨てではない本物の素材と、何世代にも渡って住み続けられる住宅。

住宅にもサステナビリティを追求していきませんか?