盛夏の中、たくさんの方にご来場いただきました古民家再生見学会。
先日無事終了いたしました
思えば、3月の着工からたくさんの業者さんに関わっていただき、皆さんの職人技で素晴らしい古民家再生施工となりました。
施主様にも大変お待たせをし、また今回・前回の見学会にもご協力頂きましたこと心から感謝いたします。
お盆直前という時期にも関わらず、今回の見学会では多くの方が興味を持って下さり足を運んで頂き、スタッフ一同感無量です。
物質的に豊かになり、住まいに関してもいろいろな選択肢がある世の中となりました。
古い家を取り壊して新しい家を建てようか?
いやいや、もう土地も建物も手放してマンションに引っ越そうか?
予算があるから、使いづらい部分だけリフォームしようか?
どの選択肢を選んでも、これが正解というものはありません。
人それぞれの価値観や人生観、予算や都合がありますからね
ただ、今回のS様邸の完成を見届けてみて思ったことがあります。
古い家のまだ使えるところや面影が残った家は、もうそれだけで愛おしいということ。
今回の古民家再生施工では、下屋や梁、大黒柱や和室・建具などはそのまま使いました。
木の表面を磨いてオイルを塗布し、見違えるようになりました。